Compute Systems Manager 導入・設定ガイド

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9.9.2 クラスタ環境でデータベースをバックアップする(Red Hat Enterprise Linux)

クラスタ構成となっているRed Hat Enterprise Linuxの管理サーバで,データベースをバックアップします。

データベースのバックアップは,実行系ノードで操作します。

事前に確認しておく情報

事前に完了しておく操作

クラスタ環境でデータベースをバックアップする手順を次に示します。

  1. クラスタ管理アプリケーションのグループが,実行系ノードに移動していることを確認します。
    グループが待機系ノードに移動している場合は,実行系ノードに移動します。
  2. 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品のサービスが停止していること,またはコマンドの戻り値が0であることを確認します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64srv -statusall
  3. 次のコマンドを実行して,データベースをバックアップします。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64backups -dir ローカルディスク上のバックアップファイル格納先ディレクトリ -auto

    dir
    データベースのバックアップファイルを格納するローカルディスク上のディレクトリを,絶対パスで指定します。
  4. 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品を停止します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64srv -stop
  5. 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite製品のサービスが停止していること,またはコマンドの戻り値が0であることを確認します。
    Hitachi Command Suite共通コンポーネントのインストールディレクトリ/bin/hcmds64srv -statusall
  6. クラスタ管理アプリケーションのグループから削除したサービスを再登録します。
  7. クラスタ管理アプリケーションで,実行系ノードを選択してクラスタ運用を開始します。

関連項目

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