Compute Systems Manager 導入・設定ガイド
Compute Systems Managerがインストールされているホストに,32ビットのHitachi Command Suite共通コンポーネントを使用する製品をインストールした場合,両方の製品でユーザーアカウントの共有を有効にするには,hcmdsprmsetコマンドを実行します。
重要
- 32ビットのHitachi Command Suite共通コンポーネントを使用する製品がインストールされているホストに,Compute Systems Managerをインストールした場合は,Compute Systems Managerのインストール時に自動的にユーザーアカウントの共有が有効になるため,このトピックで説明している手順は不要です。
ユーザーアカウントの共有を有効にする手順を次に示します。
- 次のコマンドを実行して,Hitachi Command Suite共通コンポーネントの設定を変更します。
Windows:
<Hitachi Command Suite製品(32ビット)のインストールディレクトリ>\Base\bin\hcmdsprmset /host <インストール先ホストのIPアドレス> /port <非SSL通信用のポート番号>
Linux:
<Hitachi Command Suite製品(32ビット)のインストールディレクトリ>/Base/bin/hcmdsprmset -host <インストール先ホストのIPアドレス> -port <非SSL通信用のポート番号>
- host
- Compute Systems ManagerをインストールしたホストのIPアドレスを指定します。ただし,127.0.0.1は指定しないでください。
- インストール環境が非SSL通信,または非SSL通信とSSL通信の両方で構成されている場合で,Hitachi Command Suite共通コンポーネントの内部通信をネットワーク経由からサーバ内通信に変更するときは,hostsファイルで任意のホスト名を127.0.0.1に定義したあと,hostオプションにそのホスト名を指定して実行してください。
- 外部から管理サーバへの非SSL通信を遮断する設定にしている場合は,user_httpsd.confファイルのServerNameプロパティに指定したホスト名を,hostsファイルで127.0.0.1に定義したあと,hostオプションにそのホスト名を指定して実行してください。
- hostsファイルの編集例を次に示します。
- 127.0.0.1 localhost <hcmdsprmsetコマンドで指定するホスト名>
- port
- HBase 64 Storage Mgmt Web Serviceへの接続ポート番号を指定します。非SSL通信用のポート番号のデフォルトは22015です。
- Compute Systems Managerを再起動します。
- 32ビットのHitachi Command Suite共通コンポーネントを使用する製品を再起動します。
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