Tuning Manager 運用管理ガイド

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1.10.3 Device Managerをインストールしたホストのホスト名またはIPアドレスを変更したあとに必要な作業

Device Managerのホスト名またはIPアドレスを変更したあと,次の手順を実施してください。この手順は,Device Manager とTuning Manager serverを別ホストにインストールしている場合に実施してください。

  1. Tuning Manager serverをインストールしているホストの設定を変更します。
    1.10.3 Device Managerをインストールしたホストのホスト名またはIPアドレスを変更したあとに必要な作業」の「(1) Tuning Manager serverをインストールしたホストで必要な作業」を参照して手順を実施してください。
  2. Tuning Manager serverとDevice Managerとの接続設定をします。
    Tuning Manager serverとDevice Managerとの接続設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」のTuning Managerサーバとのリモート接続について記載している個所を参照してください。
この項の構成
(1) Tuning Manager serverをインストールしたホストで必要な作業

(1) Tuning Manager serverをインストールしたホストで必要な作業

  1. Tuning Manager serverのサービスだけを停止します。
    Tuning Manager serverのサービス停止の手順については,「1.7 サービスの停止」を参照してください。
  2. サービスの状態が次のとおりであることを確認します。

    <起動しているサービス>
    ・HBase 64 Storage Mgmt SSO Service
    ・HBase 64 Storage Mgmt Web Service

    <停止しているサービス>
    ・HiCommand Suite TuningManager
  3. 次のコマンドを使用し,ユーザーアカウントを管理するサーバに接続するための情報を再設定します。
    ユーザーアカウントは,接続先のDevice Managerがインストールされているホストの共通コンポーネントによって管理されています。

    Windowsの場合:
    Device ManagerのHBase 64 Storage Mgmt Web ServiceにSSLを設定していない場合
    <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\bin\hcmds64prmset /host <Device Managerのホスト名またはIPアドレス> /port <Device ManagerのHBase 64 Storage Mgmt Web Serviceのポート番号(non-SSL)> /check
    Device ManagerのHBase 64 Storage Mgmt Web ServiceにSSLを設定している場合
    <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\bin\hcmds64prmset /host <Device Managerのホスト名> /sslport <Device ManagerのHBase 64 Storage Mgmt Web Serviceのポート番号(SSL)> /check

    Linuxの場合:
    Device ManagerのHBase 64 Storage Mgmt Web ServiceにSSLを設定していない場合
    <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/bin/hcmds64prmset -host <Device Managerのホスト名またはIPアドレス> -port <Device ManagerのHBase 64 Storage Mgmt Web Serviceのポート番号(non-SSL)> -check
    Device ManagerのHBase 64 Storage Mgmt Web ServiceにSSLを設定している場合
    <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/bin/hcmds64prmset -host <Device Managerのホスト名> -sslport <Device ManagerのHBase 64 Storage Mgmt Web Serviceのポート番号(SSL)> -check
    hcmds64prmsetコマンドの詳細については,「9.4.1 ユーザーアカウントを管理するサーバの登録」を参照してください。
  4. Hitachi Command Suite関連サービスを再起動します。
    Hitachi Command Suite関連サービスの再起動については,「1.6 サービスの起動」を参照してください。

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