Tuning Manager 運用管理ガイド

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1.10.4 Tuning Manager APIの利用を有効化しているエージェントのホスト名を変更したあとに必要な作業

Tuning Manager APIの利用を有効化しているエージェントのホスト名を変更したあと,次の手順を実施してください。

  1. Tuning Manager serverをインストールしているホストの設定を変更します。
    1.10.4 Tuning Manager APIの利用を有効化しているエージェントのホスト名を変更したあとに必要な作業」の「(1) Tuning Manager serverをインストールしたホストで必要な作業」を参照して手順を実施してください。
  2. エージェントとDevice Managerの設定を変更します。
    1.10.4 Tuning Manager APIの利用を有効化しているエージェントのホスト名を変更したあとに必要な作業」の「(2) アラート機能を使用している場合に必要な作業」を参照して手順を実施してください。アラート機能を使用しているときは,この手順を実施してください。
この項の構成
(1) Tuning Manager serverをインストールしたホストで必要な作業
(2) アラート機能を使用している場合に必要な作業

(1) Tuning Manager serverをインストールしたホストで必要な作業

APIの利用を有効化しているエージェントのホスト名を変更した場合には,Tuning Manager serverをインストールしているホストで,user.propertiesファイルの設定を変更する必要があります。

なお,エージェントホストがクラスタシステムの運用をしている場合も同様に設定してください。

  1. Tuning Manager serverをインストールしているホストのHitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
    サービスの停止方法についてはHitachi Command Suite製品の各マニュアルを参照してください。
  2. ユーザープロパティファイル(user.properties)の次のプロパティの<HostName>に,エージェントホストで変更したホスト名を指定します。
    エージェントホストで変更したホスト名と同じホスト名を指定しない場合,Tuning Manager - Agent REST Web Serviceにアクセスできません。
    ユーザープロパティファイルの設定については,「1.8 ユーザープロパティファイルの設定について」を参照してください。
    • rest.discovery.agent.host.<HostName>.host
    • rest.discovery.agent.host.<HostName>.protocol
    • rest.discovery.agent.host.<HostName>.port
  3. Hitachi Command Suite関連サービスを再起動します。
    Hitachi Command Suite関連サービスの再起動については,「1.6 サービスの起動」を参照してください。
  4. エージェント情報を最新にするため,即時更新を実施します。
    即時にエージェント情報を更新する方法は,API(HTM - Agents一覧のリフレッシュ,およびAgent情報更新)を使用した手動リフレッシュになります。APIの使用方法についての詳細は,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager APIリファレンスガイド」を参照してください。

    注※
    アラート機能を使用している場合に実行してください。

(2) アラート機能を使用している場合に必要な作業

  1. Device ManagerのURLを変更している場合は,Device Managerとエージェントが接続できるよう,Device Manager側の設定を変更します。
  2. Tuning Manager Agent REST APIコンポーネントのサービスが起動しているかどうかを確認します。
    HTM - Agentsをインストールしているホストで次のコマンドを実行してください。
    • Windowsの場合:
      <エージェントのインストール先フォルダ>\htnm\bin\htmsrv status -webservice
    • Linuxの場合:
      <エージェントのインストール先ディレクトリ>/htnm/bin/htmsrv status -webservice
  3. Device Managerが保持しているエージェント情報をリフレッシュします。
    Device Managerが保持しているエージェント情報をリフレッシュする方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager APIリファレンスガイド」のAgent情報の更新について記載している個所を参照してください。
  4. Device Managerをインストールしているホストとエージェントをインストールしているホストとで,アラート定義情報を同期します。
    アラート定義情報の同期については,マニュアル「Hitachi Command Suite Tuning Manager APIリファレンスガイド」のアラート定義情報の同期について記載している個所を参照してください。

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