Tuning Manager 運用管理ガイド

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1.10.2 Tuning Manager serverをインストールしたホストのIPアドレスの変更

Tuning Manager serverをインストールしたホストのIPアドレスを変更する場合,次の手順を実施してください。手順は,Tuning Manager serverとDevice Managerを同一ホストにインストールしているか別ホストにインストールしているかで異なります。

注意
Tuning Manager serverをインストールしたホストのIPアドレスを変更する場合には,PFM - ManagerでもIPアドレスの設定を変更する必要があります。
PFM - ManagerのIPアドレスの設定を変更する手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」を参照してください。

Tuning Manager serverとDevice Managerを同一ホストにインストールしている場合

  1. Tuning Manager serverとDevice ManagerをインストールしているホストのIPアドレスを変更します。
    Tuning Manager serverとDevice ManagerのIPアドレスの変更については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。
  2. PFM - Managerおよびエージェントの設定を変更します。
    この手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」を参照してください。
  3. Tuning Manager server固有の設定を確認します。
    1.10.2 Tuning Manager serverをインストールしたホストのIPアドレスの変更」の「(2) IPアドレスの変更(Tuning Manager server固有の設定)」を参照して手順を実施してください。

Tuning Manager serverとDevice Managerを別ホストにインストールしている場合

  1. Tuning Manager serverをインストールしているホストの共通コンポーネントの設定を変更します。
    1.10.2 Tuning Manager serverをインストールしたホストのIPアドレスの変更」の「(1) IPアドレスの変更(共通コンポーネントの設定)」を参照して手順を実施してください。
  2. PFM - Managerおよびエージェントの設定を変更します。
    この手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」を参照してください。
  3. Tuning Manager serverがインストールされているホストのIPアドレスを変更し,マシンを再起動します。
  4. Tuning Manager server固有の設定を確認します。
    (2) IPアドレスの変更(Tuning Manager server固有の設定)」を参照して手順を実施してください。
  5. Tuning Manager serverの起動URLを変更します。
    1.10.2 Tuning Manager serverをインストールしたホストのIPアドレスの変更」の「1.11 Tuning Manager serverの起動URLの変更」を参照して手順を実施してください。
  6. Tuning Manager serverとDevice Managerとの接続を変更します。
    Tuning Manager serverとDevice Managerとの接続設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」のTuning Managerサーバとのリモート接続について記載している個所を参照してください。
この項の構成
(1) IPアドレスの変更(共通コンポーネントの設定)
(2) IPアドレスの変更(Tuning Manager server固有の設定)

(1) IPアドレスの変更(共通コンポーネントの設定)

  1. Tuning Manager serverをインストールしているホストのHitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
    サービスの停止方法についてはHitachi Command Suite製品の各マニュアルを参照してください。
  2. 次に示す設定ファイルに変更前のIPアドレスを指定している場合は,変更後のIPアドレスに修正します。
    IPアドレスではなく,ホスト名を指定している場合,修正する必要はありません。
    user_httpsd.confファイル
    <ファイルの場所>

    Windowsの場合:
    <共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf

    Linuxの場合:
    <共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/httpsd/conf/user_httpsd.conf
    <変更個所>
    ServerNameパラメーターの値

(2) IPアドレスの変更(Tuning Manager server固有の設定)

  1. Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスが起動していることを確認します。
    サービスが起動していることを確認する方法については,「1.6.2 サービスの状態を確認する(起動時)」を参照してください。
  2. PFM - Manager関連のすべてのサービスが起動していることを確認します。
    PFM - Manager関連のサービスの起動確認については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。
  3. 各エージェントホストで,エージェント関連のサービスを再起動します。
    各エージェントのサービスの再起動については,各エージェントのマニュアルを参照してください。

注意
RADIUSサーバを利用してアカウントを認証している場合は,exauth.propertiesファイルの設定も変更する必要があります。
exauth.propertiesファイルの設定方法については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。

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