Tuning Manager 運用管理ガイド
Tuning Manager serverをインストールしているホストのホスト名を変更する場合,次の手順を実施してください。手順は,Tuning Manager serverとDevice Managerを同一ホストにインストールしているか別ホストにインストールしているかで異なります。
- 注意
- Tuning Manager serverをインストールしたホストのホスト名を変更する場合には,PFM - Managerでもホスト名の設定を変更する必要があります。
特に,変更後のホスト名が32バイトを超える場合,ホスト名を変更する前にPFM - Managerが提供する監視ホスト名設定機能を使用して任意のホスト名(エイリアス名)を監視ホスト名に設定しておく必要があります。PFM - Managerのホスト名の設定を変更する手順,および監視ホスト名設定機能の使用方法については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」を参照してください。- Tuning Manager serverが監視対象とするホストを監視ホスト名設定機能を使って監視する場合,監視条件によってはTuning Manager serverで設定が必要になります。詳細については,「6.1.8 Agent-lessモードでホストを監視するための運用手順」の「(6) ホスト名にエイリアスを設定している場合の運用手順」を参照してください。
Tuning Manager serverとDevice Managerを同一ホストにインストールしている場合
- Tuning Manager serverとDevice Managerをインストールしているホストのホスト名を変更します。
Tuning Manager serverとDevice Managerをインストールしているホストのホスト名の変更については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」を参照してください。- PFM - Managerおよびエージェントの設定を変更します。
この手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」を参照してください。- Tuning Manager server固有の設定を確認します。
「1.10.1 Tuning Manager serverをインストールしているホストのホスト名の変更」の「(2) ホスト名の変更(Tuning Manager server固有の設定)」を参照して手順を実施してください。Tuning Manager serverとDevice Managerを別ホストにインストールしている場合
- Tuning Manager serverをインストールしているホストの共通コンポーネントの設定を変更します。
「(1) ホスト名の変更(共通コンポーネントの設定)」を参照して手順を実施してください。- PFM - Managerおよびエージェントの設定を変更します。
この手順については,マニュアル「JP1/Performance Management 設計・構築ガイド」を参照してください。- Tuning Manager serverがインストールされているホストのホスト名を変更し,マシンを再起動します。
- Tuning Manager server固有の設定を確認します。
「1.10.1 Tuning Manager serverをインストールしているホストのホスト名の変更」の「(2) ホスト名の変更(Tuning Manager server固有の設定)」を参照して手順を実施してください。- Tuning Manager serverの起動URLを変更します。
「1.11 Tuning Manager serverの起動URLの変更」を参照して手順を実施してください。- Tuning Manager serverとDevice Managerとの接続を変更します。
Tuning Manager serverとDevice Managerとの接続設定については,マニュアル「Hitachi Command Suite システム構成ガイド」のTuning Managerサーバとのリモート接続について記載している個所を参照してください。
- この項の構成
- (1) ホスト名の変更(共通コンポーネントの設定)
- (2) ホスト名の変更(Tuning Manager server固有の設定)
- Tuning Manager serverをインストールしているホストのHitachi Command Suite製品のサービスを停止します。
サービスの停止方法についてはHitachi Command Suite製品の各マニュアルを参照してください。- SSLを使用している場合は,再度SSLを設定します。
変更後のホスト名を使用して,再度SSLを設定してください。SSLの設定については,「1.15 SSLの設定」を参照してください。- 次に示す設定ファイルのホスト名を指定している個所を,変更後のホスト名に変更します。
- user_httpsd.confファイル
<ファイルの場所>
Windowsの場合:
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\uCPSB\httpsd\conf\user_httpsd.conf
Linuxの場合:
<共通コンポーネントのインストール先ディレクトリ>/uCPSB/httpsd/conf/user_httpsd.conf
<変更個所>
・ServerNameパラメーターの値
・<VirtualHost>タグに指定するホスト名※
・<VirtualHost>タグ内のServerNameパラメーターの値※
注※
SSLを設定している場合に変更が必要です。- cluster.confファイル(クラスタ構成の場合だけ)
<ファイルの場所>
Windowsの場合:
<共通コンポーネントのインストール先フォルダ>\conf\cluster.conf
<変更個所>
変更前のホスト名を記載している個所
(2) ホスト名の変更(Tuning Manager server固有の設定)
- Hitachi Command Suite製品のすべてのサービスが起動していることを確認します。
サービスが起動していることを確認する方法については,「1.6.2 サービスの状態を確認する(起動時)」を参照してください。- PFM - Manager関連のすべてのサービスが起動していることを確認します。
PFM - Manager関連のサービスの起動確認については,マニュアル「JP1/Performance Management 運用ガイド」を参照してください。- 各エージェントホストで,エージェント関連のサービスを再起動します。
各エージェントのサービスの再起動については,各エージェントのマニュアルを参照してください。
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