Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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10.4 データベースの移行

Hitachi Command Suite製品を長期間使用していると,Hitachi Command Suite製品のバージョンアップや管理対象となるオブジェクトの増加によって,今までよりも高性能なマシンが必要になる場合があります。このような場合,マシンの入れ替え作業の1つとしてデータベースを移行する必要があります。

Hitachi Command Suite製品では,hcmds64dbtransコマンドを使用してデータベースを移行できます。hcmds64dbtransコマンドは,各Hitachi Command Suite製品のデータベースに格納されているすべての情報と,Hitachi Command Suite共通コンポーネントが管理しているユーザー情報を移行するコマンドです。

hcmds64dbtransコマンドを使用すると,次に示すような,使用中の管理サーバとは異なる環境のマシンにもデータベースを移行できます。

重要
レプリケーション]タブを使用している場合は,管理サーバの環境を新しいマシンに移行する際に,収集した性能情報を引き継ぐための手順を実行する必要があります。手順どおりに実行しないと,性能情報のデータが消えるおそれがあります。 詳細は,「ソフトウェア添付資料」を参照してください。
この節の構成
10.4.1 データベースを移行する場合の注意事項
10.4.2 データベースを移行する流れ
10.4.3 移行先サーバへのHitachi Command Suite製品のインストール
10.4.4 移行元サーバでデータベースをエクスポートする(非クラスタ構成の場合)
10.4.5 移行元サーバでデータベースをエクスポートする(Windowsのクラスタ構成の場合)
10.4.6 移行元サーバでデータベースをエクスポートする(Red Hat Enterprise Linuxのクラスタ構成の場合)
10.4.7 移行先サーバでデータベースをインポートする(非クラスタ構成の場合)
10.4.8 移行先サーバでデータベースをインポートする(Windowsのクラスタ構成の場合)
10.4.9 移行先サーバでデータベースをインポートする(Red Hat Enterprise Linuxのクラスタ構成の場合)

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