Hitachi Command Suite システム構成ガイド

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2.1.2 Device Managerサーバで使用されるポート

管理サーバでは,Device Managerサーバで使用されるポート番号が同一マシンに共存するほかのプログラムと重複しないようにしてください。

表2-2 Device Managerサーバで使用されるポート

ポート番号 説明
162/udp ストレージシステム(VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USPおよびHUS VM)やファイルサーバからSNMPトラップを受信する際に使用されます。
Device Managerでは設定を変更できません。このポートを使用する製品が同一マシンにインストールされている場合は,その製品の設定を変更してください。
427/tcp CIMクライアント(サービスディスカバリー)と通信する際に使用されます。
Device Managerでは設定を変更できません。このポートを使用する製品が同一マシンにインストールされている場合は,その製品の設定を変更してください。
2001/tcp Device Managerサーバの内部通信,管理クライアント(GUIおよびCLI),ストレージシステムおよびホスト(Device Managerエージェントおよびファイルサーバ)と通信する際に使用されます。
ほかの製品でこのポートが使用されていると,Device Managerサーバが起動しません。
このポートは,Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.http.portプロパティで変更できます。
2443/tcp Device Managerサーバの内部通信,管理クライアント(GUIおよびCLI)とのSSL通信,およびストレージシステム(VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデル)とのSSL通信で使用されます。
このポートは,Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.https.portプロパティで変更できます。
5988/tcp CIMクライアント(オブジェクト操作)と非SSLで通信する際に使用されます。
このポート番号は変更できます。
5989/tcp CIMクライアント(オブジェクト操作)とSSLで通信する際に使用されます。
このポート番号は変更できます。
23055/tcp Device Managerサーバの内部通信で使用されます。
このポートは,Device Managerサーバのserver.propertiesファイルにあるserver.rmi.portプロパティで変更できます。
24230/tcp HiRDBによって使用されます。
このポートは,htmsetupコマンドで変更できます。
Any/tcp Tuning ManagerのView Serverとの通信で使用されます。
デフォルトでは,任意の空きポート番号が使用される設定になっています。
Tuning Managerの管理サーバとDevice Managerの管理サーバの間にファイアーウォールが設置されている場合など,特定のポート番号が使用される設定に変更したい場合は,config.xmlファイルおよびconfigforclient.xmlファイルのownPortパラメーターにポート番号を登録してください。

注※
SSLを設定している場合でも使用されます。SSL通信だけを許可したい場合は,ファイアウォールを設定してください。

関連概念

関連タスク

関連参照

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