Hitachi Command Suite インストールガイド
インストール先のパスや管理サーバの情報など,インストールウィザードで入力する値にはデフォルト値が用意されています。デフォルト値が用意されている項目では,デフォルト値を使用することをお勧めします。
インストールと基本セットアップの際,インストールウィザードでは,次の表に示す情報を入力する必要があります。
デフォルト値とは異なる設定にする項目については,インストール条件をあらかじめ決めておいてください。
表2-1 Hitachi Command Suiteのインストール中に入力する情報
項目 デフォルト インストール先のパス(新規インストールの場合)
- Windowsの場合:
- %ProgramFiles%\HiCommand
- Linuxの場合:
- /opt/HiCommand
データベースファイルの格納先(新規インストールの場合)
- Windowsの場合:
- <インストール先のパス>\database
- Linuxの場合:
- /var/<インストール先のパス>/database
管理サーバの情報(新規インストールの場合) ホスト名またはIPアドレス:OSに設定されているホスト名 メモリーヒープサイズ Large
- 想定LDEV数:6,001以上
- ファイルサーバまたはNASモジュールの台数:2以上
データベースファイルのバックアップ先(管理サーバにすでにHitachi Command Suite製品がインストールされている場合)
- Windowsの場合:
- <インストール先のパス>\backup
- Linuxの場合:
- /var/<インストール先のパス>/backup
Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合に指定する項目について説明します。新規インストールの場合,すべての項目でデフォルト値はありません。
- Hitachi Command Suite製品のサービスを登録する,クラスタ管理アプリケーションのリソースグループ名※1,2
- 論理ホスト名(クライアントアクセスポイントとして登録されたクラスタ管理IPアドレスのネットワーク名)※1
- 実行系ノードのホスト名※1
- 待機系ノードのホスト名※1
- データベースの格納先※1
注※1 ほかのHitachi Command Suite製品でクラスタ構成のセットアップを完了している場合,入力不要です。
注※2 Hitachi Command Suite製品のサービスを登録しているリソースグループ名を変更した場合は,変更後のリソースグループ名を入力してください。
- 2.3.2 Hitachi Command Suiteをインストールする(Windows)
- 2.3.3 Hitachi Command Suiteをインストールする(Linux)
- 5.3 クラスタ環境でのインストール(Windowsの場合)
- この節の構成
- 2.1.1 バージョン7.6.1以前からアップグレードインストールする場合の注意
- 2.1.2 バージョン8.0.0以降での変更点
- 2.1.3 Hitachi Command Suiteのインストール先の条件
- 2.1.4 データベースの格納先の条件
- 2.1.5 管理サーバのホスト名またはIPアドレスの条件
- 2.1.6 メモリーヒープサイズの目安値(Device Manager サーバ)
- 2.1.7 データベースのバックアップ先の条件
- 2.1.8 リソースグループ名の条件(Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合)
- 2.1.9 論理ホスト名の条件(Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合)
- 2.1.10 実行系ノードのホスト名の条件(Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合)
- 2.1.11 待機系ノードのホスト名の条件(Windowsでクラスタ環境をセットアップする場合)
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