Hitachi Command Suite CLI リファレンスガイド

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5.47 ReplicationInfoインスタンス

ReplicationInfoインスタンスが出力されるコマンド

表5-47 ReplicationInfoインスタンスの属性

属性 説明
objectID ReplicationInfoのオブジェクトID
pairName RAID Managerが使用するコピーペアの名前
pvolSerialNumber P-VOLが属しているストレージシステムのシリアル番号
pvolArrayType P-VOLのストレージシステムのタイプ
P-VOLが属しているストレージシステムが登録されていない場合は,Unknownが出力されます。
pvolDevNum P-VOLのデバイス番号
pvolObjectID P-VOLオブジェクトID
pvolPoolID P-VOLが属するプールID
Universal Replicatorの場合:ジャーナルグループのID
Copy-on-Write Snapshot,Thin Image,またはTrueCopy Asyncの場合:データプールのプールID
svolSerialNumber S-VOLが属しているストレージシステムのシリアル番号
svolArrayType S-VOLのストレージシステムのタイプ
S-VOLが属しているストレージシステムが登録されていない場合は,Unknownが出力されます。
svolDevNum S-VOLのデバイス番号
svolObjectID S-VOLオブジェクトID
svolPoolID S-VOLが属するプールID
Universal Replicatorの場合:ジャーナルグループのID
Copy-on-Write Snapshot,Thin Image,またはTrueCopy Asyncの場合:データプールのプールID
replicationFunction コピータイプ
  • ShadowImage:ShadowImage
  • TrueCopySync:TrueCopy
  • TrueCopyAsync:TrueCopy Async
  • QuickShadow:Copy-on-Write Snapshot
  • ThinImage:Thin Image
  • UniversalReplicator:Universal Replicator
  • global-activedevice:global-active device
fenceLevel P-VOLのフェンスレベル
status コピー状態
  • -1:不明
  • 0:Simplex
  • 1:Pair
  • 8:Copying
  • 9:Reverse-Copying
  • 16:Split
  • 17:Error
  • 18:Error in LUSE
  • 24:Suspending
  • 25:Deleting
muNumber P-VOLのMU番号
不明の場合,-1が出力されます。
TrueCopy SyncまたはTrueCopy Asyncの場合は,無効な情報です。
copyTrackSize コピーペース
不明,またはUniversal Replicatorの場合,-1が出力されます。
splitTime レプリケーション機能でS-VOLイメージを作成した時間
1970年1月1日00:00:00から経過した秒数が出力されます(時間設定はGMTでなくストレージの設定を適用)。
コピータイプがCopy-on-Write SnapshotまたはThin Imageの場合に有効です。
そのほかのコピータイプの場合は,-1が出力されます。
displayPvolDevNum P-VOLのデバイス番号

VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合:
ww:xx:yy」の形式で出力されます。wwはP-VOLの論理DKC番号,xxはP-VOLのCU番号,yyはP-VOLのLDEV番号です。

Hitachi USPの場合:
xx:yy」の形式で出力されます。xxはP-VOLのCU番号,yyはP-VOLのLDEV番号です。

HUS100またはHitachi AMS2000/AMS/WMSの場合:
P-VOLのLDEV番号が10進数で出力されます。
displaySvolDevNum S-VOLのデバイス番号

VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,またはHUS VMの場合:
ww:xx:yy」の形式で出力されます。wwはS-VOLの論理DKC番号,xxはS-VOLのCU番号,yyはS-VOLのLDEV番号です。

Hitachi USPの場合:
xx:yy」の形式で出力されます。xxはS-VOLのCU番号,yyはS-VOLのLDEV番号です。

HUS100またはHitachi AMS2000/AMS/WMSの場合:
S-VOLのLDEV番号が10進数で出力されます。
remotePathGroupID RCUのパスグループID
MCUを含むストレージシステムがVSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VM,Hitachi USP,またはHUS VMの場合に,次の値が出力されます。

TrueCopy Sync,TrueCopy Async,またはUniversal Replicatorのとき:
- -1:不明
- 0255:RCUのパスグループID
- 513:CU単位のRCU
- 514:なし

global-active deviceのとき:
- -1:不明
- 0255:RCUのパスグループID

そのほかのとき:
- -1(なし)
そのほかのストレージシステムの場合,-1が出力されます。
Universal Storage Platform V/VMの場合,マイクロコードのバージョンが60-04-00-XX/XX以降のときに有効な値が表示されます。
Universal Replicatorの値が表示されるのは,VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform(マイクロコードのバージョンが70-05-00-XX/XX以降),またはHUS VM(マイクロコードのバージョンが73-02-00-XX/XX以降)の場合だけです。
pvolMngAreaPoolID P-VOLの管理領域のプールID
HUS100の場合で,Copy-on-Write SnapshotまたはTrueCopy Asyncのとき,P-VOLの管理領域が関連づけられているDPプールのプールIDが出力されます。
svolMngAreaPoolID S-VOLの管理領域のプールID
HUS100の場合で,Copy-on-Write SnapshotまたはTrueCopy Asyncのとき,S-VOLの管理領域が関連づけられているDPプールのプールIDが出力されます。
snapshotGroupID スナップショットグループのID
VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,またはHUS VMの場合で,次の条件をすべて満たすときに有効な値が出力されます。
  • コピータイプがThinImageである
  • スナップショットグループに属している
そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。
confPvolSerialNumber 構成定義ファイルに定義されているP-VOLのシリアル番号
Thin Imageの場合は無効な情報です。
confPvolDevNum 構成定義ファイルに定義されているP-VOLのデバイス番号
Thin Imageの場合は無効な情報です。
confSvolSerialNumber 構成定義ファイルに定義されているS-VOLのシリアル番号
Thin Imageの場合は無効な情報です。
confSvolDevNum 構成定義ファイルに定義されているS-VOLのデバイス番号
Thin Imageの場合は無効な情報です。
quorumDiskID QuorumディスクのID
replicationFunctionの値がglobal-activedeviceの場合に,QuorumディスクのIDが出力されます。
そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。
pvolIOMode P-VOLのI/Oモード
replicationFunctionの値がglobal-activedeviceの場合に,次の値が出力されます。
  • -1:不明
  • 0:Mirror(Read Remote)
  • 1:Mirror(Read Local)
  • 2:Local
  • 3:Block
  • 4:Remote
そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。
svolIOMode S-VOLのI/Oモード
replicationFunctionの値がglobal-activedeviceの場合に,次の値が出力されます。
  • -1:不明
  • 0:Mirror(Read Remote)
  • 1:Mirror(Read Local)
  • 2:Local
  • 3:Block
  • 4:Remote
そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。
ctgID コンシステンシーグループのID
replicationFunctionの値がTrueCopySyncUniversalReplicator,またはglobal-activedeviceの場合で,コンシステンシーグループIDが設定されているときに出力されます。
そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。
deltaStatus 3DCデルタリシンク構成の状態
VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,またはVSP Fx00モデルの場合で,replicationFunctionUniversalReplicatorのときに,次の値が出力されます。
  • 0:Universal Replicatorのコピーペア
  • 2:HOLD(Universal Replicatorのデルタリシンクペア(通常))
  • 3:HLDE(Universal Replicatorのデルタリシンクペア(失敗))
  • 6:HOLDING(Universal Replicatorのデルタリシンクペアへ遷移中)
そのほかの場合は,無効な情報です(-1が出力されます)。
snapshotMode Thin Imageのコピーペアのモード
  • cascade:カスケード構成ができる,またはカスケードを構成しているコピーペア
  • clone:クローン属性が設定されているコピーペア

注※
HUS100の場合は,DPプールのプールIDが出力されます。

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