Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
レプリケーション構成で使用するペアボリューム,コマンドデバイス,またはジャーナルボリュームの作成元となるDPプールを作成します。リモートサイトのストレージシステムに作成する場合は,管理元のDevice Managerで操作します。
- 環境を設定する正ストレージシステムと副ストレージシステム,およびコピータイプの選択(参考:6.4.2 情報取得元の設定および対象ストレージシステムを選択する(レプリケーション環境の設定))
- 基本ボリュームの作成(参考:5.4.3 ボリュームを作成する)
DPプールを作成するには
- [レプリケーション]タブの[よく使うタスク]で,[レプリケーション/GAD環境設定]ボタンをクリックします。
- [DPプール]で[正側]の[プール作成]ボタンをクリックします。
正側のストレージシステムがリモートサイトの場合は,リモートのDevice Managerの[設定]メニューの[プール作成]を選択します。
必要な項目を指定し,実行します。- [副側]も同様に手順2の操作を実施します。
- リモートサイトでDPプールを作成した場合は,リモートサイトの設定情報を取得するため[構成情報更新]ボタンをクリックします。
- 作成したDPプールの情報を確認するため[表示更新]ボタンをクリックします。
- 必要に応じて,DPプールにアラートを設定します。
- DPプールの一覧でアラートを設定したいDPプールの行を選択して,[アラート設定作成]ボタンをクリックします。
- 設定が完了したら,作成したアラートの情報を確認するため[表示更新]ボタンをクリックします。
作成したDPプールから,ぺアボリューム,コマンドデバイス,またはジャーナルボリュームとして使用するDPボリュームを作成できるようになります。
参考
- DPプールの一覧の値に[不明]が表示される項目がある場合は,ペア管理サーバがまだ設定されていないか,またはDevice Managerとペア管理サーバのDevice Managerエージェント間の通信が失敗しているおそれがあります。
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