Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

5.4.3 ボリュームを作成する

ストレージシステムのボリューム（基本ボリュームまたはDPボリューム）の作成は，ボリューム作成ダイアログで実行します。

事前に確認しておく情報

• 必要なボリュームの容量とその数
  ドライブタイプがFMC，かつパリティグループの容量拡張が有効な場合，画面上ではボリュームの容量には圧縮前の値を指定します。
  
• 対象のストレージシステム名とボリュームタイプ

上記以外にも，ラベル名，RAIDレベル，ドライブ回転数など，運用環境に応じて指定したい条件がある場合には，それらも確認しておいてください。

ボリュームを作成するには

1. ［設定］メニューから［ボリューム作成］を選択します。
2. 必要な項目を指定し，［プラン確認］ボタンをクリックします。
   指定した条件に合致する，ボリューム作成のプランが表示されます。
   
3. プランを確認し，問題がなければ実行します。
   実行したプランがタスクとして登録されます。
   
4. ［タスク & アラート］タブで，タスクの実行結果を確認します。

ボリューム作成ダイアログで作成したボリュームは，［リソース］タブのツリービューからストレージシステムを選択して，Open-Unallocatedグループの配下で確認できるようになります。ストレージシステムやパリティグループなどの条件を指定しないでボリュームを作成した場合でも，［タスク & アラート］タブで完了したタスクのリンクを選択すると，作成先のストレージシステム名やボリュームの情報を確認できます。

参考

• タスクは，スケジュールを設定して，あとで実行することもできます。
• 複数のボリュームを作成するタスクが失敗した場合，タスク詳細画面の［ボリューム情報］の［状態］が［Completed］以外のときでも， いくつかのボリュームが作成されていることがあります。対象のストレージシステムの情報を更新してから，Open-Unallocatedグループ配下でボリュームが作成されているか確認してください。

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