Hitachi Command Suite ユーザーズガイド

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5.6.2 DPプールを作成する

DPプールを作成して,リソースを効率的に活用します。HDTプールを作成する場合は,ハードウェア階層ごとにパリティグループを指定します。HDTプール全体の容量を確保するために,ドライブタイプやRAIDレベルなどが異なるドライブを混在させて階層3を作成することもできます。

事前に確認しておく情報(VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル,Virtual Storage Platform,Universal Storage Platform V/VMまたはHUS VMでDPプールを作成する場合)

事前に確認しておく情報(HUS100またはHitachi AMS2000でDPプールを作成する場合)

事前に完了しておく操作

DPプールを作成するには

  1. 設定]メニューから[プール作成]を選択します。
  2. プール作成ダイアログの[プールタイプ]で,HDPプールまたはHDTプールを選択します。
  3. 追加するパリティグループ]でパリティグループを選択し,[プラン確認]ボタンをクリックします。
    選択した内容に合致する,DPプール作成のプランが表示されます。
  4. プランを確認し,問題がなければ実行します。
    実行したプランがタスクとして登録されます。
  5. タスク & アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。

作成したDPプールは,[リソース]タブのツリービューからストレージシステム配下の[DPプール]を選択して確認できるようになります。

重要
  • HDPプールに異なるドライブタイプまたはRAIDレベルなどを混在させる場合,I/O性能は割り当て先のドライブの特性やRAIDレベルに依存します。
  • HDTプールの1つの階層に異なるドライブタイプまたはRAIDレベルなどを混在させる場合,その階層内ではアクセス頻度に関係なくページに割り当てられるドライブが決定されます。そのため,I/O性能は割り当て先のドライブの特性やRAIDレベルに依存します。
重要
80-06-41-00/00以降のVSP G1000,G1500および VSP F1500のDPプールをDevice Managerを使用して作成した場合,そのプールのプールボリュームの自動追加機能は無効になります。 プールボリュームの自動追加機能を有効にするには,プール作成後,Storage NavigatorまたはRAID Managerから設定を変更してください。
参考
  • HDTプールのモニタリングやデータ再配置のタイミング,スケジュールなどを設定する場合は,[HDT のオプション]で指定します。
  • タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。

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