Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
[レプリケーション]タブでレプリケーション構成を管理するための条件について説明します。
[レプリケーション]タブのシステム構成については,マニュアル「Hitachi Command Suiteシステム構成ガイド」を参照してください。
[レプリケーション]タブでレプリケーション構成を作成,拡張,および縮小できるストレージシステムとコピータイプの組み合わせを次の表で説明します。
表6-1 [レプリケーション]タブで管理できるストレージシステムとコピータイプ
正ストレージシステム 副ストレージシステム リモートコピーの場合 ローカルコピーの場合※1 VSP 5000シリーズ VSP G1000,
VSP G1500,
VSP F1500VSP E990 VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル Virtual Storage Platform HUS VM 正ストレージシステムと同じストレージシステム VSP 5000シリーズ TC,UR,GAD※2 TC,UR TC,UR TC,UR TC,UR ‐ SI,TI VSP G1000,
VSP G1500,
VSP F1500TC,UR TC,UR,GAD※2 ‐ TC,UR TC,UR TC,UR SI,TI VSP E990 TC,UR ‐ TC,UR,GAD※2 TC,UR ‐ ‐ SI,TI VSP Gx00モデル,VSP Fx00モデル TC,UR TC,UR TC,UR TC,UR,GAD※2 ‐ TC,UR SI,TI Virtual Storage Platform TC,UR TC,UR ‐ ‐ TC,UR TC,UR SI,TI HUS VM ‐ TC,UR ‐ TC,UR TC,UR TC,UR SI,TI
- (凡例)
- GAD:global-active device
- SI:ShadowImage
- TI:Thin Image
- TC:TrueCopy
- UR:Universal Replicator
- -:設定できない
注※1 スナップショットグループで管理されているThin Imageも対象です。ただし,カスケード構成に対応したThin Imageのコピーペア(副ボリュームがDPボリュームのコピーペア)は対象外です。これらのコピーペアを作成したり削除したりする場合は,Storage Navigatorを使用してください。
注※2 global-active deviceの3DCデルタリシンク構成の場合,Universal Replicatorの副ストレージシステムには,global-active deviceのコピーペアを作成できるストレージシステムだけ使用できます。
次の操作をする場合は,Replication ManagerまたはStorage Navigatorを使用してください。
- コピートポロジー内のそれぞれのコピーグループに含まれるコピーペア数が不一致になるような拡張や縮小
- ライセンスまたはコピーペア単位のコピーペア状態の監視を対象とするアラート設定
- 2DCリモートコピー(Universal Replicator)構成の拡張,および2DCリモートコピー(Universal Replicator)構成への縮小
- global-active deviceの3DCデルタリシンク構成からglobal-active deviceへの縮小
- [レプリケーション]タブ以外で作成した次の構成を含むコピートポロジーに対する操作
- 対象外のストレージシステムやコピータイプが含まれる構成
- メインフレームボリュームが含まれる構成
- ローカルコピーのコピーグループだけの構成
- ローカルコピーの世代数が8世代を超える構成
- ローカルコピーのカスケード構成
- 仮想IDを使用した構成(VSP 5000シリーズ,VSP G1000,G1500,VSP F1500,VSP Gx00モデルまたはVSP Fx00モデルの場合)
重要
- Replication Managerを使用して既存のコピートポロジーにリモートコピーのコピーグループを追加する場合,コピートポロジー名が変わることがあります。
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