Hitachi Command Suite ユーザーズガイド
global-active deviceで使用する仮想ストレージマシンに必要なリソースを追加します。新規に仮想ストレージマシンを作成することもできます。
- 仮想ストレージマシンに追加する正側および副側のストレージシステムのリソース
ホストグループ/iSCSI ターゲット番号は,ストレージポートに割り当て済みでないホストグループ/iSCSI ターゲット番号を使用します。
- 環境を設定する正ストレージシステムと副ストレージシステム,およびコピータイプの選択(参考:6.4.2 情報取得元の設定および対象ストレージシステムを選択する(レプリケーション環境の設定))
仮想ストレージマシンを設定するには
- [レプリケーション]タブの[よく使うタスク]で,[レプリケーション/GAD環境設定]ボタンをクリックします。
- ストレージシステムとコピータイプ選択ダイアログで正側の仮想ストレージマシンを選択した場合,必要に応じて,[正ストレージシステム]の[仮想ストレージマシン編集]ボタンをクリックして,global-active deviceに使用するストレージリソースを各リソースのタブで追加します。
正ストレージシステムがリモートサイトの場合は,リモートのDevice Managerの[管理]タブの[仮想ストレージマシン]から対象の仮想ストレージマシンを選択して実施します。- 追加するリソースを指定して,処理を実行します。
- [タスク&アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
- ストレージシステムとコピータイプ選択ダイアログで正側の仮想ストレージマシンを選択した場合で,同じモデル名とシリアル番号の仮想ストレージマシンが副側のストレージシステムにないときは,[副ストレージシステム]で[仮想ストレージマシン作成]ボタンをクリックして作成します。
同じモデル名とシリアル番号の仮想ストレージマシンが副側のストレージシステムにすでにあるときは,手順8に進みます。
[ストレージシステム]タブで副ストレージシステムを追加してから,副ストレージシステムのストレージリソースを各リソースのタブで追加します。
副ストレージシステムがリモートサイトの場合は,リモートのDevice Managerの[管理]タブの[仮想ストレージマシン]から対象の仮想ストレージマシンを選択して実施します。- 追加するリソースを指定して,処理を実行します。
- [タスク&アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
- 同じモデル名とシリアル番号の仮想ストレージマシンが副側のストレージシステムにすでにあるときは,必要に応じて,[副ストレージシステム]で[仮想ストレージマシン編集]ボタンをクリックして,global-active deviceに使用するストレージリソースを各リソースのタブで追加します。
副ストレージシステムがリモートサイトの場合は,リモートのDevice Managerの[管理]タブの[仮想ストレージマシン]から対象のストレージシステムを選択して実施します。- 追加するリソースを指定して,処理を実行します。
- [タスク&アラート]タブで,タスクの実行結果を確認します。
- ストレージシステムとコピータイプ選択ダイアログで副側の仮想ストレージマシンを選択した場合,副側で手順2から手順4までの操作を実施してから,正側で手順5から手順7までの操作,または手順8から手順10までの操作を実施します。
- リモートサイトで仮想ストレージマシンを設定した場合は,リモートサイトの設定情報を取得するため[構成情報更新]ボタンをクリックします。
- 設定した仮想ストレージマシンの情報を確認するため[表示更新]ボタンをクリックします。
設定した仮想ストレージマシンは,global-active deviceで使用できるようになります。
参考
- タスクは,スケジュールを設定して,あとで実行することもできます。
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