Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド(Web Version)

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9.7.3 Windows Server Failover Clusteringでクラスタ環境を設定する

Windows Server Failover Clusteringでクラスタ環境を設定します。

重要
  • クラスタ環境設定の作業中は,Compute Systems Managerにアクセスしないでください。
  • 次の手順で,サービスをリソースとして登録する時に指定したリソース名称が,クラスタ管理アプリケーションに表示されます。クラスタ管理アプリケーションを操作する場合は,リソース名称を指定して操作してください。

  1. クラスタ管理アプリケーションで,グループにCompute Systems Managerのリソースを追加します。
    作成したグループの名称を右クリックして,[リソースの追加]-[汎用サービス]を選択します。[サービスの選択]画面では,次のサービスを選択してください。
    • HiRDB/ClusterService _HD0
    • HBase Storage Mgmt Common Service
    • HBase Storage Mgmt Web Service
    • HCS Compute Systems Manager Web Service
    各サービスがリソースとして登録されます。
  2. リソース名を右クリックして,[プロパティ]を選択します。
    各ダイアログで次の4つの表に示された設定を指定します。
    なお,Windows Server 2012の場合,[レジストリのレプリケーション]タブはありません。

    表9-5 HiRDB/ClusterService _HD0のプロパティの設定

    タブ名 設定
    全般 スタートアップパラメーター]:何も指定しません(指定されている場合は削除してください)。
    依存関係 共有ディスク,クライアントアクセスポイントを登録します。
    詳細なポリシー 実行可能な所有者]:実行系ノードと待機系ノードが追加されていることを確認します。
    ポリシー 何も指定しません。
    レジストリのレプリケーション 何も指定しません。

    表9-6 HBase Storage Mgmt Common Serviceのプロパティの設定

    タブ名 設定
    全般 スタートアップパラメーター]:何も指定しません(指定されている場合は削除してください)。
    依存関係 HiRDB/ClusterService _HD0を登録します。
    詳細なポリシー 実行可能な所有者]:実行系ノードと待機系ノードが追加されていることを確認します。
    ポリシー 何も指定しません。
    レジストリのレプリケーション 何も指定しません。

    表9-7 HBase Storage Mgmt Web Serviceのプロパティの設定

    タブ名 設定
    全般 スタートアップパラメーター]:何も指定しません(指定されている場合は削除してください)。
    依存関係 HBase Storage Mgmt Common Serviceを登録します。
    詳細なポリシー 実行可能な所有者]:実行系ノードと待機系ノードが追加されていることを確認します。
    ポリシー 何も指定しません。
    レジストリのレプリケーション 何も指定しません。

    表9-8 HCS Compute Systems Manager Web Serviceのプロパティの設定

    タブ名 設定
    全般 スタートアップパラメーター]:何も指定しません(指定されている場合は削除してください)。
    依存関係 HBase Storage Mgmt Web Serviceを登録します。
    詳細なポリシー 実行可能な所有者]:実行系ノードと待機系ノードが追加されていることを確認します。
    ポリシー 何も指定しません。
    レジストリのレプリケーション 何も指定しません。
  3. クラスタ管理アプリケーションで,リソースを追加したグループをオンラインにします。
  4. デプロイメントマネージャーを使用している場合は,デプロイメントマネージャーを使用するためのクラスタ環境を設定します。

関連項目

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