Compute Systems Manager Software 導入・設定ガイド(Web Version)
Windows Server Failover Clusteringでクラスタ環境を設定します。
- 重要
- クラスタ環境設定の作業中は,Compute Systems Managerにアクセスしないでください。
- 次の手順で,サービスをリソースとして登録する時に指定したリソース名称が,クラスタ管理アプリケーションに表示されます。クラスタ管理アプリケーションを操作する場合は,リソース名称を指定して操作してください。
- クラスタ管理アプリケーションで,グループにCompute Systems Managerのリソースを追加します。
作成したグループの名称を右クリックして,[リソースの追加]-[汎用サービス]を選択します。[サービスの選択]画面では,次のサービスを選択してください。各サービスがリソースとして登録されます。
- HiRDB/ClusterService _HD0
- HBase Storage Mgmt Common Service
- HBase Storage Mgmt Web Service
- HCS Compute Systems Manager Web Service
- リソース名を右クリックして,[プロパティ]を選択します。
各ダイアログで次の4つの表に示された設定を指定します。
なお,Windows Server 2012の場合,[レジストリのレプリケーション]タブはありません。表9-5 HiRDB/ClusterService _HD0のプロパティの設定
タブ名 設定 [全般] [スタートアップパラメーター]:何も指定しません(指定されている場合は削除してください)。 [依存関係] 共有ディスク,クライアントアクセスポイントを登録します。 [詳細なポリシー] [実行可能な所有者]:実行系ノードと待機系ノードが追加されていることを確認します。 [ポリシー] 何も指定しません。 [レジストリのレプリケーション] 何も指定しません。 表9-6 HBase Storage Mgmt Common Serviceのプロパティの設定
タブ名 設定 [全般] [スタートアップパラメーター]:何も指定しません(指定されている場合は削除してください)。 [依存関係] HiRDB/ClusterService _HD0を登録します。 [詳細なポリシー] [実行可能な所有者]:実行系ノードと待機系ノードが追加されていることを確認します。 [ポリシー] 何も指定しません。 [レジストリのレプリケーション] 何も指定しません。 表9-7 HBase Storage Mgmt Web Serviceのプロパティの設定
タブ名 設定 [全般] [スタートアップパラメーター]:何も指定しません(指定されている場合は削除してください)。 [依存関係] HBase Storage Mgmt Common Serviceを登録します。 [詳細なポリシー] [実行可能な所有者]:実行系ノードと待機系ノードが追加されていることを確認します。 [ポリシー] 何も指定しません。 [レジストリのレプリケーション] 何も指定しません。 表9-8 HCS Compute Systems Manager Web Serviceのプロパティの設定
タブ名 設定 [全般] [スタートアップパラメーター]:何も指定しません(指定されている場合は削除してください)。 [依存関係] HBase Storage Mgmt Web Serviceを登録します。 [詳細なポリシー] [実行可能な所有者]:実行系ノードと待機系ノードが追加されていることを確認します。 [ポリシー] 何も指定しません。 [レジストリのレプリケーション] 何も指定しません。 - クラスタ管理アプリケーションで,リソースを追加したグループをオンラインにします。
- デプロイメントマネージャーを使用している場合は,デプロイメントマネージャーを使用するためのクラスタ環境を設定します。
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