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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


2.10.1 クラスタシステムを構築する流れ

クラスタシステムを構築する場合、管理用サーバの構築から開始します。

クラスタシステムを構築するには:

  1. 現用系サーバと待機系サーバにJP1/IT Desktop Management 2 - Managerをインストールします。

    インストールタイプは、カスタムインストールを選択してください。また、インストール完了後は、続けてセットアップを実行しないでください。

  2. 現用系サーバでグループリソースを作成します。

  3. 現用系サーバをセットアップします。

  4. 現用系サーバのセットアップ完了時に出力されるファイルを待機系サーバにコピーします。

  5. 待機系サーバでセットアップを実行するために、手順2.で作成したグループリソースの所有者を待機系サーバに移動します。

  6. 待機系サーバをセットアップします。

  7. クラスタシステムの運用を開始するために、手順2.で作成したグループリソースの所有者を現用系サーバに移動します。

  8. JP1/IT Desktop Management 2の一部のサービスリソースをオンラインにします。

    Windows Server Failover Clusterで管理用サーバのグループに登録したサービスリソース(汎用サービス)のリソースのうち、「JP1_ITDM2_Service」と「JP1_ITDM2_Agent Control」以外をオンライン状態にします。

  9. 操作画面からライセンス登録をします。

  10. JP1/IT Desktop Management 2のサービスリソースをオンラインにします。

    「JP1_ITDM2_Service」と「JP1_ITDM2_Agent Control」をオンライン状態にします。

クラスタシステムの構築が完了します。

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