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JP1 Version 12 JP1/IT Desktop Management 2 構築ガイド


2.10.3 現用系サーバでJP1/IT Desktop Management 2をセットアップする

ここでは、セットアップ画面のうち、クラスタシステムを運用するための設定が必要なものについて説明します。

重要

コンピュータがWindows Server 2019、Windows Server 2016またはWindows Server 2012の場合、フォルダの設定時に次のフォルダは指定しないでください。

  • システムドライブ:¥program files¥WindowsApps配下のフォルダ

  • 仮想プロビジョニングによって作成した記憶域のフォルダ

[クラスタ環境]画面の設定内容

セットアップの[クラスタ環境]画面で、クラスタシステムを運用するための設定をします。[クラスタ環境]画面を次の図に示します。

[図データ]

次のように設定してください。

このとき、[インポートする設定ファイル]は設定不要です。

セットアップが完了すると、次に示すファイルが出力されます。このファイルを待機系サーバにコピーしてください。

JP1/IT Desktop Management 2のインストール先フォルダ¥mgr¥conf¥jdn_manager_setup.conf

[フォルダの設定]画面の設定内容

セットアップの[フォルダの設定]画面で、クラスタシステムを運用するための設定をします。[フォルダの設定]画面を次の図に示します。

[図データ]

次に示す項目に共有ディスクのパスを設定してください。

また、以降の画面で、次に示す項目に共有ディスクのパスを設定してください。

このほかの項目については、通常のセットアップと同じです。

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