1.2.2 JP1/IT Desktop Management 2 - Managerをインストールする手順(単数サーバ構成の管理用サーバまたは複数サーバ構成の統括管理用サーバの場合)
JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのインストールを実行するには、Administrator権限を持つユーザーでOSにログオンしている必要があります。
- 重要
-
ユーザーアカウント制御(UAC)がサポートされているWindowsのコンピュータにインストールする場合は、権限の昇格を求めるダイアログが表示されることがあります。このダイアログが表示されたときは、権限を昇格してください。
- 重要
-
インストール中にOSをシャットダウンしないでください。途中でOSをシャットダウンした場合、あとで再インストールしても正常に実行されないおそれがあります。
- 重要
-
コンピュータがWindows Server 2019、Windows Server 2016またはWindows Server 2012の場合、フォルダの設定時に次のフォルダは指定しないでください。
-
システムドライブ:¥program files¥WindowsApps配下のフォルダ
-
仮想プロビジョニングによって作成した記憶域のフォルダ
-
- 重要
-
インストール前は、すべてのWindowsアプリケーションを終了させてください。誤ってJP1/IT Desktop Management 2 - Managerのプログラムを起動したままインストールを実行した場合は、インストールの実行結果に関係なくOSを再起動してください。OSを再起動しても、サービスが起動しない場合や、JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのプログラムが動作しない場合は、次に示す手順でインストールを再実行してください。
-
すべてのWindowsアプリケーションを終了させてください。
-
サービス(JP1_ITDM2_Service)を停止してください。
-
上書きインストールを再実行してください。サービスが開始されます。
-
JP1/IT Desktop Management 2 - Managerをインストールするには:
-
提供媒体をCD/DVDドライブにセットします。
-
表示される[日立総合インストーラ]ダイアログで、[JP1/IT Desktop Management 2 - Manager]を選択して、[インストール実行]ボタンをクリックします。
-
インストール開始のダイアログで[次へ]ボタンをクリックします。
-
[使用許諾契約]ダイアログで、内容を確認してから[使用許諾契約の条項に同意します]を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
-
[インストールタイプ]ダイアログで、インストールタイプを選択して[次へ]ボタンをクリックします。
簡単インストールを選択した場合は、手順7.へ進んでください。
複数サーバ構成の統括管理用サーバをインストールする場合は、カスタムインストールを選択してください。
-
[ユーザー登録]ダイアログで、ユーザー名と会社名を入力して[次へ]ボタンをクリックします。
-
[インストール先のフォルダ]ダイアログで、インストール先のフォルダを指定して[次へ]ボタンをクリックします。
簡単インストールの場合は、ここでデータベースの作成先フォルダも指定してください。
-
[データベースの設定]ダイアログで、データベースを使用するためのユーザーIDとパスワードを指定して[次へ]ボタンをクリックします。
簡単インストールを選択した場合に必要な手順です。カスタムインストールを選択した場合は、セットアップ時にデータベースの設定をします。
- ヒント
-
ユーザーIDは、8文字以内の半角英数字(先頭の文字は英字)で指定します。デフォルトは「itdm2m」です。パスワードは、任意の28文字以内の半角英数字(先頭の文字は英字)です。ここで設定したユーザーIDとパスワードは、JP1/IT Desktop Management 2 - Asset Consoleを使用する場合に必要になります。忘れないようにしてください。
- 重要
-
ユーザーIDに「root」、「ALL」、「MASTER」、「netmdm」、および「PUBLIC」は指定しないでください。(大文字小文字は区別しません。)
-
コンポーネントを選択するダイアログで、インストールするコンポーネントとしてManagerを選択し、そのインストール方法を指定して[次へ]ボタンをクリックします。
カスタムインストールを選択した場合に必要な手順です。
- ヒント
-
Managerをインストールする場合、Remote Install Managerもインストールする必要があります。Remote Install Managerのプルダウンメニューで[この機能を使用できないようにします。]を選択していると、インストールできません。
インストール方法は、文字列の左にあるアイコンをクリックして、プルダウンメニューから選択します。
-
[インストールするManagerの種別]ダイアログで、[単数サーバ構成の管理用サーバ、または複数サーバ構成の統括管理用サーバ]を選択して[次へ]ボタンをクリックします。
機器の台数が50,000台以上の大規模で運用する場合は、[大規模管理用]にチェックをしてください。
カスタムインストールを選択した場合に必要な手順です。
-
インストール内容を確認するダイアログで、インストール内容に問題がないことを確認し、[インストール]ボタンをクリックします。
インストールが実行されます。インストール内容に問題がある場合は、[戻る]ボタンをクリックして設定を修正してください。
-
インストールが完了したら、[完了]ボタンをクリックします。
JP1/IT Desktop Management 2 - Managerのインストールが完了します。再起動を要求するメッセージが表示された場合は、コンピュータを再起動してください。
簡単インストールの場合は、インストール時にセットアップも自動で実行されるので、インストール完了後すぐにJP1/IT Desktop Management 2にログインして操作を開始できます。
カスタムインストールの場合は、データベースを作成するために、インストール完了後にセットアップを実行する必要があります。インストール完了時に、[セットアップ]をチェックした場合、インストールが完了するとセットアップが自動で起動します。
- ヒント
-
インストールが完了すると、デスクトップに操作画面へログインするためのショートカットが作成されます。ただし、カスタムインストールの場合、ショートカットはセットアップが完了するまで使用できません。
- 重要
-
JP1/IT Desktop Management 2 - Managerをインストールした後、イベントログ(システム)に次のメッセージが出力される場合がありますが、動作上、問題はありません。
-
JP1_ITDM2_Agent Remote Controlサービスは、対話型サービスとしてマークされています。
しかし、システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。
このサービスは正常に機能しない可能性があります。
-
JP1_ITDM2_Agent Serviceサービスは、対話型サービスとしてマークされています。
しかし、システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。
このサービスは正常に機能しない可能性があります。
-
JP1_ITDM2_Agent Monitor Controlサービスは、対話型サービスとしてマークされています。
しかし、システムは対話型サービスを許可しないように構成されています。
このサービスは正常に機能しない可能性があります。
-