10.5.2 クラスタ環境での案件保存DBの拡張
クラスタ環境で案件保存DBの容量を拡張する場合，次の手順で拡張してください。
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実行系サーバを現用系に切り替える。
クラスタソフトを使って系の切り替えを実施します。なお，現用系がすでに実行系サーバになっていた場合には，この操作は不要です。
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現用系で，次に示す順序でサービスを停止する。
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JP1/Service Support - Task Serviceサービス
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JP1/Service Support - Web Serviceサービス
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JP1/Service Supportサービス
JP1/Service Support - DB ServerサービスおよびJP1/Service Support - DB Cluster Serviceサービスは，起動したままとしてください。
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現用系で，jssdbbackup.batコマンドを実行して障害復旧用に案件管理DBおよび案件保存DBをバックアップする。
スタートメニューの［プログラム］−［JP1_Service Support］−［JP1_SSコマンドプロンプト］を起動して，jssdbbackup.batコマンドを実行し，案件管理DBおよび案件保存DBをバックアップします。引数には-maintオプションを指定してください。jssdbbackup.batコマンドの詳細については，「12. コマンド」の「jssdbbackup.bat（データベースバックアップ）」を参照してください。
すでにバックアップを取得している場合，この手順は不要です。
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現用系で，jssdbstatchk.batを実行して，案件保存DBの拡張回数や保存先ディレクトリを確認する。
jssdbstatchk.batコマンドの詳細については，「12. コマンド」の「jssdbstatchk.bat（データベース状態確認）」を参照してください。
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案件保存DBの拡張に必要な情報を，案件保存DB拡張情報設定ファイルに設定する。
案件保存DB拡張情報設定ファイルの詳細については，「13. 定義ファイル」の「案件保存DB拡張情報設定ファイル（jssitemstoredbexpandinfo.bat）」を参照してください。
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共有ディスクの空き容量が64GB以上あることを確認する。
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現用系で，jssitemstoredbexpand.batコマンドを実行して，案件保存DBの容量を拡張する。
スタートメニューの［プログラム］−［JP1_Service Support］−［JP1_SSコマンドプロンプト］を起動して，jssitemstoredbexpand.batコマンドを実行し，案件保存DBを拡張します。引数には，-c onlineオプションを指定してください。なお，複数回拡張する場合は，jssitemstoredbexpand.batコマンドを複数回実行してください。jssitemstoredbexpand.batコマンドの詳細については，「12. コマンド」の「jssitemstoredbexpand.bat（案件保存DB領域拡張）」を参照してください。
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実行系サーバを予備系に切り替える。
クラスタソフトを使って系の切り替えを実施します。
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予備系で，jssitemstoredbexpand.batコマンドを実行して，案件保存DBを拡張する。
スタートメニューの［プログラム］−［JP1_Service Support］−［JP1_SSコマンドプロンプト］を起動して，jssitemstoredbexpand.batコマンドを実行し，案件保存DBを拡張します。引数には，-c standbyオプションを指定してください。jssitemstoredbexpand.batコマンドの詳細については，「12. コマンド」の「jssitemstoredbexpand.bat（案件保存DB領域拡張）」を参照してください。手順7で複数回拡張した場合でも，この手順ではjssitemstoredbexpand.batコマンドの実行は1回です。
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実行系サーバを現用系に切り替える。
クラスタソフトを使って系の切り替えを実施します。