9.8.2 期限前通知(jssinformperiod)
案件の作業期限が過ぎる前に,案件の担当者と案件が属するプロセスワークボードの管理者に「作業期限が近づいている」ことをメールで通知するには,jssinformperiodコマンドを定期的に実行する必要があります。コマンドの定期実行には,JP1/Service Support - Task Serviceサービスを使用します。JP1/Service Support - Task Serviceサービスによって,jssinformperiodコマンドを定期的に実行する手順を次に示します。
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タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)を編集して,jssinformperiodコマンドを実行するように設定して,コマンド実行時刻(hh:mm)を指定する。
jssinformperiodコマンドは,案件の作業期限をチェックしてメールを送信するため,午前0時以降のアクセスが少ない時間帯に毎日実行することをお勧めします。デフォルトでは午前3時に実行するよう指定されています。
タスク実行サービス定義ファイルの詳細については,「13. 定義ファイル」の「タスク実行サービス定義ファイル(jp1imss_service_setting.conf)」を参照してください。
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スタート画面から,[管理ツール]−[サービス]を選択するか,スタート画面の[すべてのアプリ]−[サービス]を選択する。
[サービス]ダイアログボックスが表示されます。
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[JP1/Service Support - Task Serviceサービス]を右クリックし,ポップアップメニューから[開始]を選択する。
サービスが起動し,指定した時刻にjssinformperiodコマンドが実行されます。
案件の作業期限の何日前にメールで通知するか,メールの通知回数などの情報は[プロセスワークボード作成]画面または[プロセスワークボード編集]画面の[基本設定]タブで指定します。詳細については,「9.6 プロセスワークボードの作成」を参照してください。また,期限前通知メールのあて先やメールの形式などの情報はメール定義ファイル(jp1imss_mail_setting.conf)で指定します。詳細については,「13. 定義ファイル」の「メール定義ファイル(jp1imss_mail_setting.conf)」を参照してください。
なお,次の条件を満たす案件が期限前通知の対象となります。
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作業期限が設定されている。
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ステータスがクローズ以外である。
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案件が登録されているプロセスワークボードが運用中である。
[プロセスワークボード作成]画面または[プロセスワークボード編集]画面の「期限前メール通知設定」で「期限前日数」を3日前に指定している場合,jssinformperiodコマンド実行時刻から3日後の日付の23:59:59.999の期間に作業期限が設定されている案件が,期限前通知の対象となります。