5.3.2 ユーザー拡張用のステータスをカスタマイズする場合
ユーザー拡張用のステータスはデフォルトで10種類用意されています。それらを利用して新たにステータスを作成できます。また,プロセスワークボードごとにステータス名称をカスタマイズしたい場合にも,ユーザー拡張用ステータスを使うことで運用に合わせた名称のステータスを使用できます。ユーザー拡張用のステータスを使用してカスタマイズする場合に検討する項目について次に示します。
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新たに作成するステータスを検討する
運用の検討結果を基に,新たにステータスを作成するかどうか検討します。「受付(ステータスID:JIMSD_STAT_INQUIRY)」や「クローズ(ステータスID:JIMSD_STAT_CLOSE)」など,通常使用するステータスと,ユーザー拡張用のステータスを混在させて使用することもできます。新たなステータスはプロセスおよびプロセスワークボードごとに作成できます。
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ステータス名称を検討する
運用の検討結果を基に,新たに作成するステータス名称を検討します。ステータス名称は,JP1/Service Support全体で使用する名称となり,プロセスやプロセスワークボードごとに異なる名称を設定できません。
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ステータスの表示順序を検討する
運用の検討結果を基に,[案件作成]画面または[案件編集]画面で,ステータスを選択する際のプルダウンメニューの表示順序を検討します。プルダウンメニューの表示順序は,プロセスおよびプロセスワークボードごとに設定できます。なお,設定したステータスの表示順序は,[進捗表示]画面に表示されるステータスの表示順序に反映されます。案件を処理する流れに沿った表示順序にするなど,運用に合わせて変更してください。