5.3.3 ステータスの設定をカスタマイズする場合
ステータスの設定をカスタマイズすることで,運用に合わせたステータスの管理ができるようになります。例えば,特定のステータスに遷移できるようにしたり,特定のステータスの案件をエスカレーションできないようにしたりできます。ステータスを制限して使用する場合に検討する項目について次に示します。
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登録された案件のステータスを検討する
[案件作成]画面から登録された案件のステータスを「受付」だけに制限するかどうか検討します。登録された案件のステータスを「受付」にするかどうかは,プロセスワークボードごとに設定できます。
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遷移先のステータスを検討する
[案件編集]画面で遷移できるステータスを制限するかどうか検討します。
遷移できるステータスの制限は,プロセスワークボードごとに設定できます。案件を処理する流れに合わせて設定してください。
遷移できるステータスを制限する場合は,[案件作成]画面から登録された案件のステータスを「受付」だけに制限してください。「受付」だけに制限しない場合,意図しないステータスに遷移してしまうおそれがあります。
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エスカレーションの可否を検討する
エスカレーションできないステータスを設定するかどうか検討します。エスカレーションできないステータスの設定は,プロセスワークボードごとに設定できます。
遷移できるステータスを制限する方法については,「9.11.4 ステータスの制限の設定」を参照してください。エスカレーションできないステータスの設定については,「9.11.5 エスカレーションの禁止の設定」を参照してください。