3.11.2 案件の編集とステータス,担当者の関係
JP1/Service Supportでは運用に合わせて,次に示す方法で,案件を編集できます。
-
案件のステータスに関係なく決まった担当者が案件を編集する。
-
案件のステータスごとに異なる担当者が案件を編集する。
案件のステータスに関係なく,決まった担当者が案件を編集する場合は,担当者に案件の編集権限を割り当てます。
案件のステータスごとに異なる担当者が案件を編集する場合は,該当するステータスに適切な担当者を割り当てます。これによって,案件の処理の流れに合わせて,担当者が変更できます。また,案件の登録先のプロセスワークボードに対してステータスの初期担当者を設定している場合は,案件を編集時にステータスを入力すると,ステータスの初期担当者が自動で設定されます。なお,ステータスに対してステータスの初期担当者を設定していない場合,選択できる担当者が1ユーザーまたは1ロールのときは,そのユーザーまたはロールが自動で設定されます。
なお,案件の担当者に設定するユーザーには,案件の参照権限と次のどちらかのアクセス権が必要です。
-
案件の編集権限
-
該当するステータスに対するアクセス権
アクセス権を設定した案件の運用例については,「5.2.3(4) 運用例(案件の処理)」を参照してください。
アクセス権を設定する操作については,「9.7 アクセス権の割り当て」を参照してください。