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JP1 Version 12 JP1/Service Support 構築・運用ガイド


3.11.2 案件の編集とステータス,担当者の関係

JP1/Service Supportでは運用に合わせて,次に示す方法で,案件を編集できます。

案件のステータスに関係なく,決まった担当者が案件を編集する場合は,担当者に案件の編集権限を割り当てます。

案件のステータスごとに異なる担当者が案件を編集する場合は,該当するステータスに適切な担当者を割り当てます。これによって,案件の処理の流れに合わせて,担当者が変更できます。また,案件の登録先のプロセスワークボードに対してステータスの初期担当者を設定している場合は,案件を編集時にステータスを入力すると,ステータスの初期担当者が自動で設定されます。なお,ステータスに対してステータスの初期担当者を設定していない場合,選択できる担当者が1ユーザーまたは1ロールのときは,そのユーザーまたはロールが自動で設定されます。

なお,案件の担当者に設定するユーザーには,案件の参照権限と次のどちらかのアクセス権が必要です。

アクセス権を設定した案件の運用例については,「5.2.3(4) 運用例(案件の処理)」を参照してください。

アクセス権を設定する操作については,「9.7 アクセス権の割り当て」を参照してください。