3.11.1 アクセス権の種類
プロセスワークボードに設定できるアクセス権の種類を次の図に示します。
プロセスワークボード管理ロールに所属するユーザーとプロセスワークボード管理者は,これらのアクセス権に関係なく,案件を操作できます。プロセスワークボードに設定できるアクセス権の詳細について次の表に示します。
案件の操作権限 |
アクセス権の内容 |
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案件の作成権限 |
対象のプロセスワークボードに案件を新規に作成,登録できる権限。 |
案件の編集権限※1,※2 |
対象のプロセスワークボードに登録されたすべての案件を編集できる権限。この権限を持つユーザーは,ステータスの案件を「承認済み」,「クローズ」以外のステータスに変更できる。 案件の編集権限は,ステータスごとに設定できる。ステータスごとに設定できるアクセス権を次に示す。
プロセスの種類によって,選択できるステータスは異なる。また,ユーザーが新たに作成したステータスについても,編集権限を設定できる。 また,上記のステータスごとに設定できるアクセス権に,そのステータスの初期担当者を設定できる。ステータスの初期担当者については,「3.11.2 案件の編集とステータス,担当者の関係」を参照のこと。 |
案件の参照権限 |
対象のプロセスワークボードに登録されたすべての案件を参照できる権限。この権限を持つとメイン画面(案件一覧)のプロセスワークボード一覧に対象のプロセスワークボードが表示され,そこに登録されている案件を参照できるようになる。 ただし,案件ごとに参照権限を設定している場合,該当する案件に対して参照権限が必要となる。なお,次に示すユーザーは,案件に対して参照権限が設定されていなくても,該当する案件を参照できる。
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案件の削除権限※2 |
対象のプロセスワークボードに登録されたすべての案件を削除できる権限。 |
エスカレーション権限※2 |
ほかのプロセスワークボードから対象のプロセスワークボードに案件をエスカレーションできる権限。 |
案件の承認権限※2 |
対象のプロセスワークボードに登録されたすべての案件を承認できる権限。 |
案件のクローズ権限※2 |
対象のプロセスワークボードに登録されたすべての案件をクローズできる権限。 |