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JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


8.3.7 ステップごとに中断しないでデバッグする手順

デバッグタスクの実行を開始すると,最初のステップに含まれる部品を実行する前に,ステップが中断されます。そのあと,通常のタスクの実行と同様に,ステップごとに中断しないでデバッグタスクを実行できます。このとき,ステッププロパティの値や戻り値を変更することはできません。

ステップごとに中断しないでデバッグする流れ:

  1. ステップにブレークポイントが設定されている場合,[ブレークポイント]タブで[全ての設定を解除]ボタンをクリックします。

  2. [デバッグ]エリアの[実行設定]プルダウンメニューで部品の処理の実行設定をします。

    例えば,タスクが正常終了するかどうかを確認したい場合や,フローの遷移に問題点がないかを確認したい場合は,[部品の処理を実行する]を選択します。ブレークポイントを設定したステップまで,部品の処理をすべてスキップしたい場合は,[部品の処理を実行しない]を選択します。

  3. [デバッグ]エリアの[再開]ボタン[図データ]をクリックします。

操作結果

ブレークポイントを設定した場所まで,ステップごとに中断しないで,デバッグタスクが実行されます。[Service Builder Debug]画面で実行結果を確認し,必要に応じてサービステンプレートまたは部品を編集します。