Hitachi

JP1 Version 12 JP1/Automatic Operation サービステンプレート開発ガイド 


8.3.6 デバッグを開始するときの設定項目について

[デバッグ実行]ダイアログボックスでは,デバッグサービス・デバッグタスクの定義情報,タスクログの出力レベル,およびデバッグサービスのプロパティの情報を設定します。

表8‒2 [デバッグ実行]ダイアログボックスで表示される項目

項目

説明

サービス名

デバッグサービス名を設定します。デフォルトでは「[DEBUG]実行対象のサービステンプレート名」が設定されます。

タグ

デバッグサービスのタグを設定します。デフォルトでは「実行対象のサービステンプレートのタグ」が設定されます。

タスク名

デバッグタスクのタスク名を設定します。デフォルトでは「[DEBUG]実行対象のサービステンプレート名_現在時刻(YYYYMMDDhhmmss)」が設定されます。

タスクの説明

デバッグタスクの説明を設定します。デフォルトは空白です。

サービスグループ

デバッグサービスを登録するサービスグループを選択します。デフォルトでは「DefaultServiceGroup」が設定されます。

ログ出力レベル

タスクログのログ出力レベルを選択します。デフォルトでは40が設定されます。

ここで設定したログ出力レベルは,デバッグタスクだけに適用されます。既存のビルトインサービス共有プロパティ「com.hitachi.software.dna.sys.task.log.level」には影響しません。

プロパティ一覧

サービスの入力プロパティの値が表示されます。デフォルトでは,サービステンプレートの作成時に設定されたサービスプロパティの定義に従って設定されています。

プロパティの値を変更するときは,[編集]プルダウンメニューから,[[サービス作成]画面]または[[サービス実行]画面]を選択し,各画面から操作します。[インポート]ボタンでプロパティファイルから値を設定したり,[エクスポート]ボタンで設定した値を出力したりすることもできます。

なお,ここで設定したプロパティの値は,デバッグタスク固有の値として使用され,システムのサービス共有プロパティには反映されません。そのため,サービス共有プロパティを参照しているほかのサービスには影響しません。

サービスプロパティの値をサービステンプレートで設定したデフォルト値に戻す場合は,[デフォルトに戻す]ボタンをクリックしてください。