6.2.7 現用系の論理ホストをセットアップする(JP1/SLM - UR)
現用系の論理ホストとしてJP1/SLM - URをセットアップします。
JP1/SLM - URとJP1/SLM - Managerは,どちらからセットアップしてもかまいません。
(1) 作業の前に
セットアップの前に,セットアップの対象となるJP1/SLM - URをインストールしてください。
インストールについては,「6.2.5 JP1/SLMをインストールする」を参照してください。
次のWindowsサービスが停止していることを確認してください。
JP1/SLM - URのサービス「JP1/SLM - User Response Service」(サービス名:JP1_ITSLM_UR_Service)
これ以外に確認することは,クラスタシステムで運用していない場合と同じです。「5.1.7 JP1/SLM - URをセットアップする」を参照してください。
(2) 作業手順
JP1/SLM - URをインストールしたホストのネットワークインタフェース番号,およびIPアドレスを確認するためのコマンドを実行する。
実行するコマンドは次のとおりです。
JP1/SLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmuripls
ネットワークインタフェース番号,およびIPアドレスを確認するためのコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「9.17 jslmuripls(ネットワークインタフェース番号とIPアドレスの表示)」を参照してください。
jslmuriplsコマンドを実行して確認した情報を基に,セットアップに必要なオプションファイルを作成する。
オプションファイルについては,「9. コマンド」の「9.19 jslmursetup(JP1/SLM - URのセットアップ)」を参照してください。
作成したオプションファイルを任意のフォルダに格納する。
オプションファイルの格納先は,格納先でのオプションファイルの名称(任意)を含めた絶対パスが255バイト以内の文字列になるようにしてください。
セットアップコマンドを実行する。
実行するセットアップコマンドは次のとおりです。
JP1/SLM - URのインストール先フォルダ\ur\bin\jslmursetup△-c△online△オプションファイルの絶対パス
セットアップコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「9.19 jslmursetup(JP1/SLM - URのセットアップ)」を参照してください。
コマンドが正常に終了すれば,現用系の論理ホストとして使用するJP1/SLM - URのセットアップは完了です。
(3) 補足事項
補足事項については,クラスタシステムで運用していない場合と同じです。「5.1.7 JP1/SLM - URをセットアップする」を参照してください。