Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


6.2.8 予備系の論理ホストをセットアップする(JP1/SLM - Manager)

予備系の論理ホストとしてJP1/SLM - Managerをセットアップします。

JP1/SLM - ManagerとJP1/SLM - URは,どちらからセットアップしてもかまいません。

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

これ以外に確認することは,クラスタシステムで運用していない場合と同じです。「5.1.6 JP1/SLM - Managerをセットアップする」を参照してください。

(2) 作業手順

  1. セットアップに必要なオプションファイルを作成する。

    オプションファイルについては,「9. コマンド」の「9.12 jslmmgrsetup(JP1/SLM - Managerのセットアップ)」を参照してください。

  2. 作成したオプションファイルを任意のフォルダに格納する。

    オプションファイルの格納先は,格納先でのオプションファイルの名称(任意)を含めた絶対パスが255バイト以内の文字列になるようにしてください。

  3. セットアップコマンドを実行する。

    実行するセットアップコマンドは次のとおりです。

    JP1/SLM - Managerのインストール先フォルダ\mgr\bin\jslmmgrsetup△-c△standby△オプションファイルの絶対パス

    セットアップコマンドの詳細については,「9. コマンド」の「9.12 jslmmgrsetup(JP1/SLM - Managerのセットアップ)」を参照してください。

コマンドが正常に終了すれば,予備系の論理ホストとして使用するJP1/SLM - Managerのセットアップは完了です。

(3) 補足事項

これ以外の補足事項については,クラスタシステムで運用していない場合と同じです。「5.1.6 JP1/SLM - Managerをセットアップする」を参照してください。

(4) 次の作業