Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


4.5.3 レポートのテンプレートを作成する

テンプレートは,監視対象サービスに対するレポートを出力する場合に使用できます。

JP1/SLMで使用するテンプレートの種類は2つあります。テンプレートの種類を次に示します。

表4‒9 テンプレートの種類

項番

種類

説明

1

デフォルトテンプレート

JP1/SLMの監視対象サービスが新規に追加されたときに,その監視対象サービスに対して提供されます。

テンプレートの名前は「Default」です。

デフォルトテンプレートの設定内容は変更できますが,デフォルトテンプレートの作成,名前の変更,または削除はできません。

2

ユーザーが作成したテンプレート

ユーザーが作成したレポートの設定項目をテンプレートとして保存したものです。

テンプレートは監視対象サービスごとに作成でき,その監視対象サービスにアクセスできるユーザーの間で共有できます。

テンプレートを作成したあとでも,設定内容の変更,名前の変更,または削除ができます。

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

この作業で使用する[レポート]画面,および[テンプレートの追加]画面を次に示します。

  1. [レポート]ボタンをクリックする。

  2. [サービス一覧]エリアからレポートの出力対象にする監視対象サービスを選択する。

  3. [レポート]エリアの[追加]ボタンをクリックする。

    [テンプレートの追加]画面が表示されます。この画面で,新規のテンプレートを定義します。

  4. テンプレート名称や表示したい項目を指定して,[保存]ボタンをクリックする。

    グラフ表示の監視項目を選択すると,選択した内容が表に表示されます。表示したい項目を設定し,[保存]ボタンをクリックすると,テンプレートが保存されます。

  5. 追加したテンプレートが[レポート]エリアに表示されていることを確認する。

    テンプレート名称に新しいテンプレートが追加されていることを確認してください。

一度保存したテンプレートの内容を変更したい場合は,編集したいテンプレートを選択して,[編集]ボタンをクリックします。その後,設定項目を変更して,[保存]ボタンをクリックして,変更を反映してください。

(3) 関連項目