4.5.3 レポートのテンプレートを作成する
テンプレートは,監視対象サービスに対するレポートを出力する場合に使用できます。
JP1/SLMで使用するテンプレートの種類は2つあります。テンプレートの種類を次に示します。
項番 |
種類 |
説明 |
---|---|---|
1 |
デフォルトテンプレート |
JP1/SLMの監視対象サービスが新規に追加されたときに,その監視対象サービスに対して提供されます。 テンプレートの名前は「Default」です。 デフォルトテンプレートの設定内容は変更できますが,デフォルトテンプレートの作成,名前の変更,または削除はできません。 |
2 |
ユーザーが作成したテンプレート |
ユーザーが作成したレポートの設定項目をテンプレートとして保存したものです。 テンプレートは監視対象サービスごとに作成でき,その監視対象サービスにアクセスできるユーザーの間で共有できます。 テンプレートを作成したあとでも,設定内容の変更,名前の変更,または削除ができます。 |
(1) 作業の前に
JP1/SLM - Managerにログインしてください。
ログインの方法については,「2.2.1 JP1/SLM - Managerへログインする」を参照してください。
監視を開始していることを確認してください。
監視の開始方法については,「4.2.1 監視を開始する」を参照してください。
(2) 作業手順
この作業で使用する[レポート]画面,および[テンプレートの追加]画面を次に示します。
[レポート]画面
[テンプレートの追加]画面
[レポート]画面(テンプレートを追加した状態)
[レポート]ボタンをクリックする。
[サービス一覧]エリアからレポートの出力対象にする監視対象サービスを選択する。
[レポート]エリアの[追加]ボタンをクリックする。
[テンプレートの追加]画面が表示されます。この画面で,新規のテンプレートを定義します。
テンプレート名称や表示したい項目を指定して,[保存]ボタンをクリックする。
グラフ表示の監視項目を選択すると,選択した内容が表に表示されます。表示したい項目を設定し,[保存]ボタンをクリックすると,テンプレートが保存されます。
追加したテンプレートが[レポート]エリアに表示されていることを確認する。
テンプレート名称に新しいテンプレートが追加されていることを確認してください。
一度保存したテンプレートの内容を変更したい場合は,編集したいテンプレートを選択して,[編集]ボタンをクリックします。その後,設定項目を変更して,[保存]ボタンをクリックして,変更を反映してください。