2.1.2 JP1/SLM - URを起動する
JP1/SLM - URを起動するには,JP1/SLM - URのサービスを起動して,サービスの状態を[開始]にする必要があります。
OSでサービスの起動方法を自動に設定しておくと,JP1/SLM - URのサービスは,OSの起動時に自動的に起動できます。ただし,JP1/SLM - ManagerとJP1/SLM - URを同じホストにインストールして,サービスの起動を自動にする場合は,OSの起動時にJP1/SLM - Managerのサービスが先に起動するように,JP1/Baseによる起動管理で設定しておく必要があります。JP1/Baseによる起動管理については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。
サービスの起動を自動にしない場合やJP1/SLM - URを再起動する場合などには,手動でサービスを起動して,JP1/SLM - URを起動する必要があります。
ここでは,手動によるJP1/SLM - URの起動方法について説明します。なお,クラスタシステムでJP1/SLM - URを運用している場合は,クラスタソフトでJP1/SLM - URを起動してください。
(1) 作業の前に
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OSのAdministrators グループに属するユーザーアカウントであることを確認してください。
JP1/SLM - URのセットアップが完了していることを確認してください。
JP1/SLM - URのセットアップ方法については,「5.1.7 JP1/SLM - URをセットアップする」を参照してください。
JP1/SLM - Managerが起動していることを確認してください。
JP1/SLM - Managerの起動方法については,「2.1.1 JP1/SLM - Managerを起動する」を参照してください。
(2) 作業手順
Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]−[サービス]を選択する。
JP1/SLM - URのサービス「JP1/SLM - User Response Service」(サービス名:JP1_ITSLM_UR_Service)を起動する。
サービスの状態が[開始]になれば,JP1/SLM - URの起動は完了です。
(3) 補足事項
JP1/SLM - URを再起動する場合は,JP1/SLM - URの終了後に「(2) 作業手順」を実行してください。
監視対象サービスの監視中にJP1/SLM - URを再起動した場合,再起動したJP1/SLM- URによる監視は自動的に再開されます。
監視の開始については,「4.2.1 監視を開始する」を参照してください。
JP1/SLM- URの起動中に,システム構成を変更する場合(変更したあとに元に戻す場合も含む),JP1/SLM - URの再起動が必要になります。