Hitachi

JP1 Version 11 JP1/Service Level Management


2.1.1 JP1/SLM - Managerを起動する

JP1/SLM - Managerを起動するには,JP1/SLM - Managerを構成するサービスを起動して,サービスの状態を[開始]にする必要があります。

JP1/SLM - Managerを構成するサービスは,OSの起動時に自動的に起動できます。ただし,その場合は,JP1/Baseによる起動管理でサービスの起動順序を設定しておく必要があります。起動順序を設定しないで,OSの起動時にサービスが自動的に起動すると,OSの起動直後にログインやJP1イベントの発行に失敗するおそれがあります。また,JP1/SLM - ManagerとJP1/SLM - URを同じホストにインストールして,サービスの起動を自動にする場合は,OSの起動時にJP1/SLM - Managerのサービスが先に起動するように,JP1/Baseによる起動管理で設定しておく必要があります。JP1/Baseによる起動管理については,マニュアル「JP1/Base 運用ガイド」を参照してください。

サービスの起動を自動にしない場合やJP1/SLM - Managerを再起動する場合などには,手動でサービスを起動して,JP1/SLM - Managerを起動する必要があります。

ここでは,手動によるJP1/SLM - Managerの起動方法について説明します。なお,クラスタシステムでJP1/SLM - Managerを運用している場合は,クラスタソフトでJP1/SLM - Managerを起動してください。クラスタソフトで起動するサービスについては,「(3) 補足事項」を参照してください。

〈この項の構成〉

(1) 作業の前に

(2) 作業手順

  1. Windowsの[スタート]メニューから[管理ツール]−[サービス]を選択する。

  2. JP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager DB Service」(サービス名:HiRDBEmbeddedEdition_JL0)を起動する。

  3. JP1/SLM - Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Service)を起動する。

  4. JP1/SLM- Managerのサービス「JP1/SLM - Manager Web Service」(サービス名:JP1_ITSLM_MGR_Web_Service)を起動する。

    重要

    JP1/SLM - ManagerがMaster-Slave構成の場合,JP1/SLM - Manager(Slave)ではサービス「JP1/SLM - Manager Web Service」を起動しないでください。

作業手順の順序ですべてのサービスの状態が[開始]になれば,JP1/SLM - Managerの起動は完了です。

(3) 補足事項

(4) 次の作業

(5) 関連項目