uCosminexus DocumentBroker Version 5 リファレンス API
ここでは,パラメタクラスのインターフェースの種類について説明します。
パラメタクラスのインターフェースと扱う情報との対応を,次の表に示します。
表1-4 パラメタクラスのインターフェースと扱う情報
ACEの値を扱うためのインターフェースです。このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
なお,ACEは,文書管理オブジェクトのVARRAY型のプロパティの要素です。このため,ほかの文書管理オブジェクトのプロパティと同様,DbjPropSetインターフェースを使用して操作することもできます。propSetプロパティは,ACEに対応するDbjPropSetインターフェースが設定されているプロパティです。ACEをプロパティ値集合としてDbjVArrayインターフェースで扱うオブジェクト(可変長配列)に設定する場合に使用します。
このインターフェースの使用方法については,「1.11.2 ローカルACLとACEの操作」を参照してください。
チェックアウト情報を扱うためのインターフェースです。このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
文書のコンテンツ情報を扱うためのインターフェースです。このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
このインターフェースの使用方法については,「1.10.9 文書のコンテンツの操作」を参照してください。
コンテンツ変換機能を使用した文書のコンテンツ種別の変換時に使用する情報を扱うためのインターフェースです。
このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
検索結果取得情報を扱うためのインターフェースです。検索結果取得情報は,キャッシュ付き検索実行時に,検索結果の取得方法について指定する情報です。キャッシュ付き検索は,一覧を取得するメソッドでも実行できます。
このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
なお,comparatorプロパティは,検索結果をソートするために使用するjava.util.Comparatorインターフェースです。
このインターフェースの使用方法については,「1.9.4 文書管理オブジェクトの検索」を参照してください。
プロパティ値集合を扱うインターフェースです。
プロパティ値集合とは,文書管理オブジェクトのプロパティ名とそのプロパティの値のペアを要素とする集合オブジェクトです。次のような特徴があります。
このインターフェースの使用方法については,「1.10.7 文書管理オブジェクトのプロパティの操作」を参照してください。
文書,フォルダまたは独立データがバインドしているパブリックACLを扱うインターフェースです。VARRAY型のプロパティの要素として扱います。このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
なお,バインドしているパブリックACLのOIIDは,VARRAY型のプロパティ(文書管理オブジェクトのdbrProp_ACLIdElemプロパティ)の要素です。このため,ほかの文書管理オブジェクトのプロパティと同様,DbjPropSetインターフェースを使用して操作することもできます。propSetプロパティは,バインドしているパブリックACLのOIIDに対応するDbjPropSetインターフェースが設定されているプロパティです。パブリックACLのOIIDをプロパティ値集合としてDbjVArrayインターフェースで扱うオブジェクト(可変長配列)に設定する場合に使用します。
このインターフェースの使用方法については,「1.11.3 パブリックACLの操作」を参照してください。
?パラメタに設定する値を扱うインターフェースのスーパーインターフェースです。このインターフェースを継承して,DocumentBrokerで扱うデータ型ごとにサブインターフェースが定義されています。
このインターフェースのサブインターフェースをデータ型として値を設定する場合,edmSQLの定数表現ではなくDocumentBrokerクラスライブラリで扱うデータ型に従った値を指定してください。
サブインターフェースの使用方法については,「1.9.4 文書管理オブジェクトの検索」を参照してください。
BOOL型の値を?パラメタに設定するためのインターフェースです。
INT型の値を?パラメタに設定するためのインターフェースです。
オブジェクトリファレンスの値を?パラメタに設定するためのインターフェースです。指定したOIID文字列は,オブジェクトリファレンスの形式に変換されて?パラメタに設定されます。
OIID文字列を?パラメタに設定するためのインターフェースです。指定したOIID文字列は,dmaProp_OIIDプロパティの格納形式(16バイト)に変換されて?パラメタに設定されます。
概念検索で?パラメタに種文章を設定するためのインターフェースです。
STR型の値を?パラメタに設定するためのインターフェースです。
リファレンスファイル文書のコンテンツ情報を扱うためのインターフェースです。このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
このインターフェースの使用方法については,「1.10.12 リファレンスファイル文書の操作」を参照してください。
リファレンスファイル文書のパス情報を扱うためのインターフェースです。このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
このインターフェースの使用方法については,「1.10.12 リファレンスファイル文書の操作」を参照してください。
リファレンスファイル文書のアップロード情報を扱うためのインターフェースです。このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
このインターフェースの使用方法については,「1.10.12 リファレンスファイル文書の操作」を参照してください。
レンディション情報を扱うためのインターフェースです。このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
このインターフェースの使用方法については,「1.10.11 マルチレンディション文書のレンディションの操作」を参照してください。
レンディション情報のリストを扱うためのインターフェースです。リストの要素は,DbjRenditionInfoインターフェースです。
このインターフェースの使用方法については,「1.10.11 マルチレンディション文書のレンディションの操作」を参照してください。
検索結果集合を扱うためのインターフェースです。検索結果集合は,文書管理オブジェクトのプロパティ値を要素に持つ,行と列の二次元データにメタデータを付けたものとして表されます。
検索結果集合は,行を要素とするリストとして扱うことができます。また,各行は,文書管理オブジェクトのプロパティ値を要素とするリストとして扱うことができます。
このインターフェースの使用方法については,「1.9.4 文書管理オブジェクトの検索」を参照してください。
リンク設定情報を扱うためのスーパーインターフェースです。このインターフェースを継承して,リンク種別ごとにサブインターフェースが定義されています。
このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
サブインターフェースの使用方法については,「1.10.13 リンクの操作」を参照してください。
直接型リンクを表すリンク設定情報を扱うインターフェースです。
文書間リンクを表すリンク設定情報を扱うインターフェースです。
参照型リンクを表すリンク設定情報を扱うインターフェースです。
文書のアップロード情報を扱うインターフェースです。
このインターフェースで扱うオブジェクトは,次に示すプロパティを持っています。
このインターフェースの使用方法については,「1.10.9 文書のコンテンツの操作」を参照してください。
VARRAY型のプロパティの値である可変長配列を扱うためのインターフェースです。
可変長配列は,DbjVArrayインターフェースを使用して,追加,削除などの更新処理を実行します。
このインターフェースは,java.util.Listインターフェースを継承しているので,可変長配列の要素はリストの要素としても扱うこともできます。ただし,DbjVArrayインターフェースで可変長配列の要素を扱うことによって,各要素がメタプロパティとして定義されているプロパティを持つことが保証されます。
このインターフェースの使用方法については,「1.10.7 文書管理オブジェクトのプロパティの操作」を参照してください。
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