ページプリンタ（HT-2311）用帳票の定義

画面・帳票サポートシステム　XMAP3 メインフレーム連携ガイド

帳票は，XMAP3のドローで定義します。

ただし，マップの構成要素には，メインフレームのXMAPでは定義できても，XMAP3では定義できないものがあります。詳しくは，「付録D.3　エクスポート機能で変換できる網掛け帳票の機能範囲」を参照してください。主な注意事項を次に示します。

＜この項の構成＞: (1)　下位項目の定義; (2)　混在項目; (3)　用紙サイズ・ます目サイズ; (4)　ページング; (5)　1,880文字を超える外字; (6)　ピクチャ文字; (7)　出力フィールド

フィールドの使用目的を「日本語」，データ型を「文字型（XX）」と設定した場合，エクスポート機能で変換したパネル定義文では，下位項目の長さはドローで定義したとおりに出力されます。エクスポート機能で変換したあとで，実際に使用する長さに合わせてパネル定義文を修正してください。

埋字，および文字の拡大の指定はできません。指定しても，生成されるパネル定義文には反映されません。

また，論理項目長は次のとおりです。

ページングを定義したい場合，帳票1枚分ずつ作成し，それぞれパネル定義文を生成してください。そして，ページングされる帳票のパネル定義文を一つのファイルにまとめます。

PCで直接扱える外字は1,880文字までなので，ドローで定義するときには，1,880文字に収まらない外字を，出力テキストなどに使用しない漢字または記号に置き換えて定義してください。生成されたパネル定義文を転送したあとで，定義時に使った文字を使用する外字に置き換えてください。

なお，XMAP3外字機能で1,880字を超える外字を使用する場合でも，ドローで使用できる外字は，シフトJISコードでも使用できる1,880字だけです。つまり，固定テキストなどの項目に，標準以外の外字を表示させることはできません。

数字編集文字列中に「/」が含まれている場合，エクスポート機能でパネル定義文を生成するときには，数字型ではなく文字型として変換されます。変換例を示します。

[図データ]

XMAP3でメインフレーム用のパネル定義文を生成した場合，次に示す条件をすべて満たした出力フィールドはパネル定義文に反映されません。

したがって，このような出力フィールドを定義した画面・マップ帳票は使用しないでください。