画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド

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付録D.3 エクスポート機能で変換できる網掛け帳票の機能範囲

<この項の構成>
(1) 網掛け帳票で生成できるパネル定義文の範囲
(2) 網掛け帳票から生成されるパネル定義文とドローセットアップの関係
(3) 生成するパネル定義文とドローの関係(オブジェクト)
(4) 生成するパネル定義文とドローの関係(属性)

(1) 網掛け帳票で生成できるパネル定義文の範囲

(a) パネル定義文

生成できるパネル定義文の範囲を次の表に示します。

表D-5 生成できるパネル定義文

機能 生成 備考
パネル定義 PANEL
PNLEND
記号パラメタ定義 ATTR ×
論理マップ定義 LOGSEG
LOGSEND
コピー枚数制御 CTLFLD
論理フレーム LOGFRM
LOGFEND
主論理フィールド LOGFLD
従論理フィールド LOGFLD
物理マップ定義 PHSEG
PHSEND
けい線 RLINE
矩形 BOX
網掛け TONE
固定項目 CNSFLD
予約項目 RSVFLD
物理フレーム PHFRM
PHFEND
可変項目 VARFLD

(凡例)
○:生成する。
×:生成しない。
−:なし。

(b) オペランド

生成できるパネル定義文について,生成できるオペランドの範囲を次の表に示します。

表D-6 生成できるオペランドの範囲(パネル定義文)

機能 オペランド 生成 備考
パネル定義 PANEL マップ名
LANG C(COBOL)固定
USAGE
PNLEND 名前 ×
論理マップ定義 LOGSEG 論理セグメント名
BASE ×
REDEF
LITRL
GENRT
AREA ×
LOGSEND 名前 ×
コピー枚数制御 CTLFLD 名前
TYPE (COPIES,X)固定
LNG 2固定
NAME
論理フレーム LOGFRM 名前
NAME
REPEAT
LOGFEND 名前 ×
主論理フィールド LOGFLD 名前
LNG
NAME
PIC
CODE
TYPE
REPEAT
JUST
FILL
VAL
LEVEL 1固定
COMM ×
従論理フィールド LOGFLD 名前
LNG
NAME
PIC
TYPE
REPEAT ×
LEVEL 2固定
COMM ×
物理マップ定義 PHSEG 名前 ×
POS
SIZE
DEV (2311)固定
COPIES
MARGIN
LP
CSCF
FORM
PHSEND 名前 ×
けい線 RLINE 名前 ×
POS
LNG
DIRECT
STYLE
矩形 BOX 名前 ×
POS
SIZE
STYLE
CORNER
網掛け TONE 名前 ×
POS
SIZE
CORNER
ATTR
固定項目 CNSFLD 名前 ×
POS
VAL
ATTR
予約項目 RSVFLD 名前
POS
LNG
ATTR
物理フレーム PHFRM 名前 ×
POS
SIZE
LOGFRM
LAY
PHFEND 名前 ×
可変項目 VARFLD 名前
POS
LOGFLD
LNG
ATTR
VAL ×

(凡例)
○:生成する。
×:生成しない。
−:なし。

(2) 網掛け帳票から生成されるパネル定義文とドローセットアップの関係

ドローセットアップで指定できる属性の中で,生成する定義文に反映するもの,反映しないものを示します。また,生成時に変換されるものは,その変換規則を示します。

(a) 論理マップ属性ダイアログ

[図データ]

項番 ドローセットアップでの設定値 定義文生成時 備考
1 定数部の別ファイル出力
2 定数部への論理マップ長出力
3 定義した位置の昇順に生成
4 接頭語を付加する
5 論理マップ可変部の集団項目化 ×

(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
−:なし。

(b) コピー枚数動的変更のデータ名

[図データ]

項番 ドローセットアップでの設定値 定義文生成時 備考
1 アプリケーションでの印刷枚数指定領域の生成
2 データ名

(凡例)
○:反映する。
−:なし。

(3) 生成するパネル定義文とドローの関係(オブジェクト)

ドローで定義できるオブジェクトの中で,パネル定義文として生成するもの,しないものを表に示します。表中のボタンは,ドローのレイアウト画面上のツールボックスに表示されるボタンです。

オブジェクト ボタン 生成 備考
固定フィールド(英数) [図データ] 
固定フィールド(日本語) [図データ] 
出力フィールド(数字) [図データ] 
出力フィールド(日本語) [図データ] 
出力フィールド(英数) [図データ] 
予約フィールド [図データ] 
フレーム(縦繰り返し) [図データ] 
フレーム(横繰り返し) [図データ] 
表けい線(見出しなし) [図データ] 
表けい線(見出しあり) [図データ] 
横けい線の繰り返し(2行間隔) [図データ] 
横けい線の繰り返し(1行間隔) [図データ] 
横けい線の繰り返し(自動間隔) [図データ] 
縦けい線の繰り返し(自動間隔) [図データ] 
縦/横けい線 [図データ] 
矩形 [図データ] 
矩形(ラウンドコーナ) [図データ] 
網掛け [図データ] 
網掛けの繰り返し(1行間隔) [図データ] 
網掛け(ラウンドコーナ) [図データ] 

(凡例)
○:生成する。
−:なし。

(4) 生成するパネル定義文とドローの関係(属性)

ドローで指定できる属性の中で,生成する定義文に反映するもの,反映しないものを示します。また,生成時に変換されるものは,その変換規則を示します。

(a) 網掛け帳票属性ダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 上マージン 36.2mm以上の場合,36.1mmに変換する
2 左マージン 36.2mm以上の場合,36.1mmに変換する
3 上オフセット
4 左オフセット
5 レイアウト領域の縦サイズ
6 レイアウト領域の横サイズ
7 給紙サイズ
8 印刷部数
9 印刷部数をAPで変更する
10 コメントの記述 ×
11 再定義名
12 印刷ドキュメント名 ×
13 ます目設定 「自由な設定」以外は行の間隔「6LPI」,文字の間隔「0ポイント」に変換する
14 行の間隔
15 文字の間隔
16 文字サイズ 「7ポイント」は「9ポイント」に変換する

(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
−:なし。

(b) 固定フィールドダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 文字の拡大
2 文字の間隔
3 文字サイズ 「7ポイント」は「標準」に変換する
4 テキスト揃え
5 テキスト

(凡例)
○:反映する。
−:なし。

(c) 出力フィールドダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 使用目的
2 文字の拡大 使用目的が「日本語」でデータ型が「文字(XX)」の場合,「標準」に変換する
3 文字サイズ 「7ポイント」は「標準」に変換する
4 文字の間隔
5 フィールド反復
6 コメントの記述 ×
7 APが渡す項目のデータ名
8 APが渡す項目の桁
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオフの場合に設定できる
  • 展開される論理項目の長さは「桁×7÷3+3」に変換する
9 APが渡す項目のデータ長
  • 使用目的が「日本語」,データ型が「文字(XX)」で,「データ長を変更する」ボタンがオンの場合に設定できる
  • 指定した長さで展開する
10 APが渡す項目のデータ型 「/」を含む数字編集文字列を指定した場合,「文字(XX)」に変換する
11 APが渡す項目の桁寄せ
12 APが渡す項目の埋字 使用目的が「日本語」でデータ型が「文字(XX)」の場合,「埋めない」になる
13 APが渡す項目の下位項目 (j)を参照
14 APが渡す項目の初期値 初期値の指定は,省略時仮定値として生成する

(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
−:なし。

(d) 予約フィールドダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 桁数
2 予約項目名
3 文字の間隔
4 文字サイズ 「7ポイント」は「標準」に変換する
5 コメントの記述 ×

(凡例)
○:反映する。
×:反映しない。
−:なし。

(e) フレームダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 APが渡す項目のデータ名

(凡例)
○:反映する。
−:なし。

(f) 横けい線ダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 線の位置
2 線の種類
3 線の太さ

(凡例)
○:反映する。
−:なし。

(g) 縦けい線ダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 線の種類
2 線の太さ

(凡例)
○:反映する。
−:なし。

(h) 矩形ダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 角の丸め
2 丸め場所
3 線の種類
4 線の太さ

(凡例)
○:反映する。
−:なし。

(i) 網掛けダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 角の丸め
2 丸め場所
3 網掛けの濃さ
4 枠付き 枠は矩形として展開する
5 線の種類
6 線の太さ

(凡例)
○:反映する。
−:なし。

(j) 下位項目ダイアログ

[図データ]

項番 ドローでの設定値 定義文生成時 備考
1 下位項目のデータ名
2 下位項目の桁
3 下位項目のデータ長
4 下位項目のデータ型
  • 「/」付きの場合,「文字(XX)」に変換する
  • 上位項目が使用目的「日本語」でデータ型「文字(XX)」の場合,数字編集を「文字(XX)」に変換する

(凡例)
○:反映する。
−:なし。