画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド
パネル定義文をPCに転送するときに注意が必要な点について説明します。
パネル定義文中に漢字が含まれる場合,文字コードがKEISからシフトJISに変換され,全角開始・全角終了コード(X'0A42',X'0A41')が取り除かれます。したがって,1行の長さが変わるので,次の場合は注意が必要です。
漢字を含むパネル定義文に73カラム以降の行番号を付けて転送すると,次の図に示すように行番号が72カラム以内に入るので,インポート機能による変換時にエラーとなります。
図17-1 行番号を含む場合
したがって,漢字を含むパネル定義文ファイルは行番号を付けないで転送してください。
漢字のある行が継続する場合,次の図に示すように,行末の位置が変わります。
図17-2 漢字のある行が継続する場合
この場合は,PCに転送したあとで修正するか,インポート機能の変換オプションを設定してください。変換オプションの設定方法は,「17.2.5 変換オプションの設定」を参照してください。
パネル定義文中で外字を16進漢字定数ではなく直接定数で指定している場合,文字コードがKEISからシフトJISに変換されます。
標準の状態では,KEISの外字のうちシフトJISに正しく変換されるのは1,880字までで,文字コードの対応はあらかじめ決められています。KEISの外字用コードとシフトJISの外字用コードとの対応については,「付録B.3 外字用コードの割り当て」を参照してください。
対応するシフトJISコードを持たない外字については,ドローで編集するときに適切な文字に置き換えてください。
コード変換SDKまたは日立コード変換 - Development Kitを使用して,シフトJISとKEISの外字マッピングファイルをカスタマイズしている場合,CommuniNetの文字コードのマッピングも同様にカスタマイズしてください。
CommuniNetの文字コードのマッピングを変更するには,CommuniNetのコードマッピングユティリティを使用してください。
UnicodeとKEISの外字マッピングファイルは文字コードの変換には影響しません。
ドローセットアップの[ドローの設定]で,接頭語を付加するように設定している場合,パネル定義文をインポート機能で変換する時に,接頭語が二重に付加されてしまいます。これを避けるために,インポート機能の変換オプションを設定してください。変換オプションの設定方法は,「17.2.5 変換オプションの設定」を参照してください。
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