画面・帳票サポートシステム XMAP3 メインフレーム連携ガイド

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1.1.3 メインフレームの資産をPCに移行する

メインフレームで運用していたシステムをダウンサイジングするなどの目的のために,メインフレームで利用していた画面,マップ帳票,またはタイプ1/2/R書式をPCに移行する利用方法です。メインフレーム環境で実行していたAPをPC環境に移行したいとき,メインフレームの既存資産をほとんど変更しないでPC用の画面・帳票定義として流用できます。

<この項の構成>
(1) 画面やマップ帳票の移行
(2) タイプ1/2/R書式の移行

(1) 画面マップ帳票の移行

メインフレームで使用していた画面やマップ帳票のパネル定義文をPCに転送し,インポート機能を利用してPC用のマップ定義ファイルに変換します。変換したマップ定義ファイルは,XMAP3のドローで編集できます。メインフレームの画面・マップ帳票をPCに移行する形態の概要を次の図に示します。

ドローでの編集方法についてはマニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 画面編」,またはマニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 帳票編」を参照してください。

図1-2 メインフレームの画面・マップ帳票をPCに移行する形態の概要

[図データ]

メインフレームの画面やマップ帳票をPCへ移行する作業の流れや,移行できる機能範囲などについては,「2.2 メインフレーム資産を移行してPCで運用する手順」を参照してください。

(2) タイプ1/2/R書式の移行

メインフレームで使用していたタイプ1/2/R書式の記述文ファイルや部品ファイルをPCに転送し,インポート機能を利用してPC用の書式定義ファイルに変換します。変換した書式定義ファイルは,XMAP3のドローで編集できます。メインフレームのタイプ1/2/R書式をPCに移行する形態の概要を次の図に示します。

ドローでの編集方法についてはマニュアル「XMAP3 プログラミングガイド 帳票編」を参照してください。

図1-3 メインフレームのタイプ1/2/R書式をPCに移行する形態の概要

[図データ]

タイプ1/2/R書式をPCへ移行する作業の流れや,移行できる機能範囲などについては,「2.2 メインフレーム資産を移行してPCで運用する手順」を参照してください。