画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
表9-1 コンパイル時の主なエラー
エラー | 意味 | 対処方法 |
---|---|---|
KCCC1076C-S | COPY文を取り込もうとしているファイルが,APのソースが格納されているフォルダ中にないことが考えられる。 | ファイルが,APのソースが格納されているフォルダ中にあるか見直し,ない場合はファイルをコピーしてコンパイルし直す。 |
COPY文を取り込もうとしているファイルの名称が誤っていることが考えられる。 | XMAP3で作成した論理マップファイルの名称であるか見直し,ファイルの名称が誤っているときは正しい名称に修正してコンパイルし直す。 | |
KCCC3015C-S | データ名,または変数名に不当な文字を指定していることが考えられる。 | データ名,および変数名を見直す。 |
必要なテーブル「X3MODTBL」がAPを格納しているフォルダにないことが考えられる。 | APを格納しているフォルダに次のファイルをコピーして,コンパイルし直す。 XMAP3インストール先 \INCLUDE\X3MODTBL |
表9-2 リンク(MAKE)時の主なエラー
エラー | 意味 | 対処方法 |
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LNK1181 LNK1104 |
TRANSCEIVE文, SEND文,および RECEIVE文でXMAP3を使用する場合に,必要なXMAP3のライブラリを参照できない。 |
コンパイル環境のPCにXMAP3の開発モデルがインストールされているか確認する(CALL文のインタフェースで作成したAPの場合はリンケージ環境)。 |
LNK2001 LNK1120 |
CALL文でXMAP3を使用する場合に,リンケージ時に必要なXMAP3のライブラリを参照できない。 | 日立COBOLのリンケージオプションとして,次の手順で設定する。 《COBOL2002,COBOL85 Version 7およびVersion 6の場合》
|
STATUS KEY句の実行状態コードと意味,および対処方法を次の表に示します。
なお,日立COBOLのテストデバッガでコードのエリアを参照すると,16進データはバイトが反転して表示されます。
表9-3 STATUS KEY句の実行状態コード
実行状態のコード | 意味 | 対処方法 |
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'00000' | 正常終了 | 該当しない。 |
'00008' | 論理エラー | 対処:APを見直す。 |
'10008' | マッピングエラー | 日立COBOLが出力するメッセージ KCCC5007R-S,またはKCCC5008R-Sの内容を調査する。 APが設定したデータに誤りがあることが考えられる。詳細は,KCCC5008R-Sの詳細コードを調べ,ほかのリターンコードとともに確認すること。 |
'20008' | 入出力エラー | 日立COBOLが出力するメッセージ KCCC5007R-S,またはKCCC5008R-Sの内容を調査する。 入出力時の障害の詳細は,KCCC5008R-Sの詳細コードを調べて,ほかのリターンコードとともに確認すること。リターンコード,詳細コードについては関連項目を参照すること。 |
表9-4 実行時の主なエラー(日立COBOLのコンソール画面表示)
エラー | 意味 | 対処方法 |
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KCCC5008R-S | エラーコードで示すエラーが XMAP3で発生した | 画面入出力時のエラーコードを見て対処する。エラーコードの詳細は,「付録E XMAP3のリターンコード・詳細コード」を参照のこと。 |
KCCC3417R-S | サービス名称不足 |
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