画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
行単位にAPに制御を戻して,入力や確認に必要な情報を画面に少しずつ表示していく方法です。行単位のデータを転送しながら画面レベルで確認ができるので,まとまったデータをグループ処理したい場合に適しています。データを入力する領域としてGUI画面中のフィールドボックスを使用することをお勧めします。なお,この例ではGUI画面を想定していますが,CUI画面でも同じような処理を実現できます。CUI画面の場合は,プッシュボタンの代わりにファンクションキーが使用できます。
図8-32 エントリ画面(GUI:行単位のデータ入力)
行末のフィールドを「自動送信(入力直後にAPへ制御を渡す)」属性に定義しておきます。
また,各入力フィールドは入力可否の動的変更ができるように「動的変更(APから表示属性を変更する)」を指定しておきます。
行単位でフィールドの「入力可否」の切り替えをします。行末のフィールドにデータが入力されたら,自動的に送信を発生させ,次の行へ続行させます。処理済みの行については,余分なデータが送信されないようにデータ有無コードを設定しておきます。
コーディングパターンの例を次の図に示します。マップ名は「LIN1GC」です。プログラムサイズは約20KBです。
図8-33 行単位にデータを入力するコーディング(1/5)
図8-34 行単位にデータを入力するコーディング(2/5)
図8-35 行単位にデータを入力するコーディング(3/5)
図8-36 行単位にデータを入力するコーディング(4/5)
図8-37 行単位にデータを入力するコーディング(5/5)
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