画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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8.3.2 COBOLによるGUI画面を使用した画面単位入力例題

画面単位にAPに制御を戻し,入力したデータを一回の画面入力で一括して処理する方法です。標準的な画面入出力の業務に適しています。なお,この例ではGUI画面を想定していますが,CUI画面でも同じような処理が実現できます。CUI画面を使用する場合は,プッシュボタンの代わりに,ファンクションキーを使用します。

<この項の構成>
(1) 想定するエントリ画面
(2) 処理の流れ
(3) コーディング

(1) 想定するエントリ画面

図8-17 エントリ画面(GUI:画面単位のデータ入力)

[図データ]

物理マップサイズの目安は,約4KBです。

(2) 処理の流れ

[図データ]

(3) コーディング

画面からのデータが入力されたあと,AP中ではどのプッシュボタン(CUI画面の場合,ファンクションキー)が押されたかを判定します。

「終了」の場合はAPを終了します。「確認」の場合は,入力したデータ(「品番」「数量」)に対応した出力データを設定し,「表示形態=一部上書」で画面を再表示します。「登録」の場合は,出力論理マップをクリアしたあと「入力・選択状態の扱い=初期状態」および「表示形態=一部上書」で画面を再表示します。

コーディングパターンの例を次の図に示します。マップ名は「GAM1GC」です。プログラムサイズは約12KBです。

図8-18 画面単位にデータを入力するコーディング(1/3)

[図データ]

図8-19 画面単位にデータを入力するコーディング(2/3)

[図データ]

図8-20 画面単位にデータを入力するコーディング(3/3)

[図データ]