画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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8.2.15 DSPPRT01パターンを使用した画面表示と帳票印刷

XMAP3/NETを使用すると,画面と帳票を定義できます。一つのAPで画面の表示と帳票の印刷をする業務を想定した例題を説明します。

<この項の構成>
(1) 処理の概要
(2) 画面定義上のポイント
(3) AP作成上のポイント
(4) コーディング例

(1) 処理の概要

各帳票を印刷するためのメニュー画面を表示します。メニューから[F2...納品書]のプッシュボタンを選ぶと,納品書の帳票を印刷します。このとき,帳票はシリアルインパクトプリンタへ印刷されます。

メニュー画面の表示と帳票印刷の処理の概要を次の図に示します。

図8-15 メニュー画面の表示と帳票印刷

[図データ]

(2) 画面定義上のポイント

作成する画面・帳票の基になる定義サンプルを次に示します。

画面のサンプルは,プッシュボタンのメニューだけから成るGUI画面です。

帳票のサンプルは,XMAP3インストール先\SAMPLES\PRTMAPの下に格納されています。納品書の帳票はシリアルインパクトプリンタ用のものです。

(3) AP作成上のポイント

作成するAPの基になるAPパターンを次に示します。

このAPでは,[F2...納品書]ボタンが押されたときの処理だけを記述しています。「納品書」を1ページ印刷すると,プログラムが終了します。

このAP作成時には,次の点に注意してください。

(4) コーディング例

この例題のソースプログラムを'NOHIN.cbl'として標準提供しています。ソースプログラムからコーディング上のポイントを抜粋して次に示します。

[図データ]

  1. マップ名を変更する。
    プログラム中の'@@@888'をBMENU1に変更し,'\\\222'を'LTABL1'に変更します。
  2. ファンクションキーの判定処理。
  3. 印刷データの代入処理。