画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
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画面の右上に,常に手前に表示されるウィンドウ(掲示板)を設定します。
表示内容は,定期的にAPから書き換えます。また,ユーザが強制的に終了させることもできます。掲示板の処理概要を次の図に示します。
図8-14 掲示板の表示と書き換え,強制終了
![[図データ]](FIGURE/ZU072010.GIF)
(2) 画面定義上のポイント
作成するGUI画面の基になる定義サンプルを次に示します。
定義サンプルを使用しないで掲示板画面を作成するときには,次の注意が必要です。
- [終了ボタン]を定義する。
- 画面属性ダイアログで「入力単位」の「表示直後」を指定する。「表示直後」指定時は制御がAPに渡るまでの待機時間を設定することもできる。待機時間はユーザ任意。
- 画面属性ダイアログで「XY位置」の「右上」と,「Z位置」の「手前に表示」をそれぞれ指定する。
(3) AP作成上のポイント
作成するAPの基になるプログラムパターンを次に示します。
- メインプログラムで使用するAPパターン:GENDSP01
このAPパターンを使用してのAP作成時には,次の注意が必要です。
- APに制御が渡ったとき,まず[終了]ボタンがクリックされたかどうかを判定する。
- [終了]ボタンがクリックされていなければ,掲示板上に表示する最新のデータを入力し,画面を再表示する。このとき,表示形態では「一部上書」を指定する。表示処理を[終了]ボタンがクリックされるまで繰り返すようにする。
(4) コーディング例
![[図データ]](FIGURE/ZU072011.GIF)
- マップ名を変更する。
プログラム中の'@@@555'を'BOARD'に変更します。
- 画面の表示と入力処理。
- [終了]ボタンがクリックされたら,終了する。
- [終了]ボタンがクリックされていなければ,掲示板の更新処理をする。
- 表示形態を「一部上書」にして再表示する。
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