画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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8.2.7 GENDSP01パターンを使用した行単位のデータ入力

<この項の構成>
(1) 処理の概要
(2) 画面定義上のポイント
(3) AP作成上のポイント
(4) コーディング例

(1) 処理の概要

受注データ入力画面を表示します。1行ずつデータが入力できる状態になり,行単位で入力を確認して,入力データを処理します。

受注データ入力画面での,データ入力処理の概要を次の図に示します。

図8-7 受注データ入力画面でのデータ入力処理

[図データ]

(2) 画面定義上のポイント

作成するGUI画面の基になる定義サンプルを次に示します。

定義サンプルを使用しない場合は,レイアウトパターンの「フリー」を選んで定義してください。

受注データ入力画面の作成時には,次の注意が必要です。

(3) AP作成上のポイント

作成するAPの基になるAPパターンとAP部品を次に示します。

このAPパターンを使用してのAP作成時には,次の注意が必要です。

(4) コーディング例

この例題のソースプログラムを'LINEGC.cbl'として標準提供しています。ソースプログラムからコーディング上のポイントを抜粋して次に示します。

[図データ]

  1. マップ名を変更する。
    プログラム中の'@@@555'を'LIN1GC'に変更してください。
  2. 入力する行の入力フィールドを活性に変更する。
  3. フォーカスの位置づけ。
  4. 画面の表示とデータの入力。
  5. 入力した行の入力フィールドを不活性に戻す。
  6. 表示済みのフィールドに対するデータを転送しないようにする。