画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
![[目次]](FIGURE/CONTENT.GIF)
![[用語]](FIGURE/GLOSS.GIF)
![[索引]](FIGURE/INDEX.GIF)
![[前へ]](FIGURE/FRONT.GIF)
受注データ入力画面を表示します。1行ずつデータが入力できる状態になり,行単位で入力を確認して,入力データを処理します。
受注データ入力画面での,データ入力処理の概要を次の図に示します。
図8-7 受注データ入力画面でのデータ入力処理
![[図データ]](FIGURE/ZU070700.GIF)
(2) 画面定義上のポイント
作成するGUI画面の基になる定義サンプルを次に示します。
定義サンプルを使用しない場合は,レイアウトパターンの「フリー」を選んで定義してください。
受注データ入力画面の作成時には,次の注意が必要です。
- すべての入出力フィールドに「入力不可―標準表示」の表示属性を指定する。
- すべての入出力フィールドに「動的変更(APから表示属性を変更する)」の属性を指定する。
- 行の最後の入出力フィールド(数量)には「自動送信(入力直後にAPへ制御を渡す)」の属性を指定する。
(3) AP作成上のポイント
作成するAPの基になるAPパターンとAP部品を次に示します。
- メインプログラムで使用するAPパターン名:GENDSP01
- サブルーチンで使用するAP部品名:PATWRT01
このAPパターンを使用してのAP作成時には,次の注意が必要です。
- 行単位で,順にデータ入力,表示処理をする。このとき,1行ずつ入力できるように行単位で「入力可能―標準表示」の表示属性を動的変更する。
- データ処理後の表示済みのフィールドは2回目の画面表示以降ではデータを送らないようにして,必要以上に画面がちらつかないようにする。
- ファイルの入出力処理は,必要に応じて追加する。
(4) コーディング例
この例題のソースプログラムを'LINEGC.cbl'として標準提供しています。ソースプログラムからコーディング上のポイントを抜粋して次に示します。
![[図データ]](FIGURE/ZU070800.GIF)
- マップ名を変更する。
プログラム中の'@@@555'を'LIN1GC'に変更してください。
- 入力する行の入力フィールドを活性に変更する。
- フォーカスの位置づけ。
- 画面の表示とデータの入力。
- 入力した行の入力フィールドを不活性に戻す。
- 表示済みのフィールドに対するデータを転送しないようにする。
All Rights Reserved. Copyright (C) 2001, 2006, Hitachi, Ltd.