画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

[目次][用語][索引][前へ][次へ]

8.2.6 GENEVN01パターンを使用したGUI画面でのイベント単位のデータ入力

<この項の構成>
(1) 処理の概要
(2) 画面定義上のポイント
(3) AP作成上のポイント
(4) コーディング例

(1) 処理の概要

GUI画面を表示します。ファンクションキーなどで画面を確定したタイミングでAPに制御を返すのではなく,オブジェクト単位でAPに制御を返しデータの処理をします。入力画面上では,入力または選択の制限を指定しているオブジェクト以外は,すべて入力・選択できる状態になります。

イベント単位入力画面でのデータ入力処理の概要を次の図に示します。

図8-6 イベント単位入力画面でのデータ入力処理

[図データ]

(2) 画面定義上のポイント

作成するGUI画面の基になる定義サンプルを次に示します。

定義サンプルを使用しない場合は,レイアウトパターンの「フリー」を選んで定義してください。

イベント単位入力画面の作成時には,次の注意が必要です。

(3) AP作成上のポイント

作成するAPの基になるAPパターンを次に示します。

このAPパターンを使用してのAP作成時には次の注意が必要です。

(4) コーディング例

この例題のソースプログラムを'EVENTGC.cbl'として標準提供しています。ソースプログラムからコーディング上のポイントを抜粋して次に示します。

[図データ]

[図データ]

  1. マップ名を変更する。
    プログラム中の'@@@EEE'を'EVE1GC'に変更します。
  2. 画面の表示,およびデータ入力。
  3. 入力または選択可能なオブジェクトからイベントが返ると,通知コードとして,そのオブジェクトのイベント定数が格納される。
  4. ボタンやファンクションキーからイベントが返ると,通知コードとして,そのボタンやファンクションキーに対応するINC定数が格納される。
  5. イベントを返したオブジェクトに対する処理をする。