画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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8.2.5 GENFLD01パターンを使用したGUI画面でのフィールド単位のデータ入力

<この項の構成>
(1) 処理の概要
(2) 画面定義上のポイント
(3) AP作成上のポイント
(4) コーディング例

(1) 処理の概要

フィールド単位入力画面を表示します。ファンクションキーなどを使用しないで,データ入力をし,フィールド単位でデータの処理をします。入力画面上では,フォーカス・カーソルが位置づいているオブジェクトだけが入力できる状態になります。どのオブジェクトを入力対象とするかは,APから指定します。

フィールド単位入力画面でのデータ入力処理の概要を次の図に示します。

図8-5 フィールド単位入力画面でのデータ入力処理

[図データ]

(2) 画面定義上のポイント

作成するGUI画面の基になる定義サンプルを次に示します。

定義サンプルを使用しない場合は,レイアウトパターンの「フリー」を選んで定義してください。

受注データ入力画面の作成時には,次の注意が必要です。

(3) AP作成上のポイント

作成するAPの基になるAPパターンを次に示します。

このAPパターンを使用してのAP作成時には次の注意が必要です。

このとき,次に入力するフィールドにAPからフォーカス・カーソルを設定することで,そのフィールドだけが入力できる状態になります。

(4) コーディング例

この例題のソースプログラムを'FIELDGC.cbl'として標準提供しています。ソースプログラムからコーディング上のポイントを抜粋して次に示します。

[図データ]

  1. マップ名を変更する。
    プログラム中の'@@@FFF'を'FIE1GC'に変更します。
  2. 入力するフィールドに,フォーカス・カーソルを位置づける。
  3. 入力したフィールドに対応する処理をする。
  4. 次に入力するフィールドに,フォーカス・カーソルを移動させる。
  5. 画面の入出力処理をする。