画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
処理を選ぶためのメニュー画面を表示します。この画面でメニューを選び,[OK]ボタンを選ぶと,選ばれたメニューに対応する業務ごとの画面を表示します。
メニュー画面から次画面(この例題では「支払い状況一覧画面」)を表示する処理の概要を次の図に示します。
図8-3 メニュー画面からの次画面表示処理
(2) 画面定義上のポイント
作成するGUI画面の基になる定義サンプルを次に示します。
- メニュー画面の定義サンプル:SMENU1
- 支払い状況一覧画面の定義サンプル(次画面):GOPTN1
(3) AP作成上のポイント
作成するAPの基になるAPパターンとAP部品を次に示します。
- メインプログラムで使用するAPパターン名:GENDSP01
- サブルーチンで使用するAP部品名:NXTDSP01
このパターンを使用してのAP作成時には,次の注意が必要です。
- メニュー画面でエラーチェックをするためには,コーディングを追加する必要がある。
- メニューに対応して表示される画面の数に合わせて,AP部品'NXTDSP01'を使用して画面表示処理を追加する。
- メニュー画面でエラーが発生した場合の,後続画面の表示スキップ処理を必要に応じて追加する。
- 一次ウィンドウから一次ウィンドウへ遷移するため,サブルーチンでの画面表示時のマッピングオプションは,最初は常に初期表示の指定をする。
(4) コーディング例
この例題のソースプログラムを'OUTDSP01.cbl'として標準提供しています。ソースプログラムからコーディング上のポイントを抜粋して次に示します。
- マップ名を変更する。
プログラム中の'@@@555'を'SMENU1'に,変更します。
- 'GENDSP01'に'NXTDSP01'を取り込み,'@@@666'を'GOPTN1'に変更する。
- 選択されたメニューの判定と,該当画面を表示する処理を追加する。
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