画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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8.2.2 BTMENU01のAP実行前に表示するスプラッシュ画面の追加

<この項の構成>
(1) 処理の概要
(2) 画面定義上のポイント
(3) AP作成上のポイント
(4) コーディング例

(1) 処理の概要

APの前処理をしている間に,これから実行するAPの内容を示すようなスプラッシュ画面を表示します。ここでは,スプラッシュ画面が10秒間表示されたあと,BTMENU01パターンによる「ユーザ登録確認画面」に画面が切り替わります。なお,このコーディング例では,BTMENU01でのAP前処理はされません。APからスプラッシュ画面を表示させ,「ユーザ登録確認画面」に切り替える処理の概要を次の図に示します。

図8-2 スプラッシュ画面の表示と画面切り替え

[図データ]

(2) 画面定義上のポイント

スプラッシュ画面には次のような内容を定義します。

(3) AP作成上のポイント

スプラッシュ画面を表示すると,表示直後にAPに制御が戻るので,APの前処理をします。前処理が終了したら,同じ仮想画面に「ユーザ登録確認画面」を表示します。このとき,表示形態は「全面書換」または「自動」です。

(4) コーディング例

[図データ]

  1. 画面の表示先を,仮想端末名'DSP001'にする。
  2. スプラッシュ画面を表示する。
  3. スプラッシュ画面が表示されている間に,ログイン画面を表示するための前処理をする。
    この例題では,前処理は省略しています。その代わり,数10秒間実行待ち状態にする処理を入れてあります。
  4. ログイン画面を表示する。