画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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8.2.1 BTMENU01パターンを使用したメニュー画面の表示

<この項の構成>
(1) 処理の概要
(2) 画面定義上のポイント
(3) AP作成上のポイント
(4) コーディング例

(1) 処理の概要

ユーザIDとパスワードを入力するためのユーザ登録確認画面を表示します。ユーザIDとパスワードを照合して登録があれば,次にメニュー画面を表示します。このメニュー画面で,プッシュボタンまたはファンクションキーを使用して次の処理を選ぶと,選ばれたメニューに対応した使用ごとのAPを起動します。

メニュー画面の表示処理の概要を次の図に示します。

図8-1 メニュー画面の表示処理

[図データ]

(2) 画面定義上のポイント

作成する画面の基になる定義サンプル,または画面のレイアウトパターンを次に示します。

作成する画面 適用できるパターン
画面の定義サンプル名 画面のレイアウトパターン名
ユーザ登録確認画面 GPASW1 ログインウィンドウ
メニュー画面 BMENU1 一段ボタンメニュー

ユーザ登録確認画面には次の特長があります。

(3) AP作成上のポイント

作成するAPの基になるAPパターンを次に示します。

メインプログラムには,次の特長があります。

なお,このAPパターンを使用してのメインプログラム作成時には次の注意が必要です。

(4) コーディング例

この例題のソースプログラムを'MENUOUT.cbl'として標準提供しています。ソースプログラムからコーディング上のポイントを抜粋して次に示します。

[図データ]

  1. マップ名を変更する。
    プログラム中の'@@@111'を'GPASW1'に,'@@@444'を'BMENU1'に変更します。
  2. 実行ファイル名を変更する。
    プログラム中の'###EXE01.exe'を'DSPCLEAR.exe'に変更します。
  3. CALL文を使用してAPを呼び出す。
    CALL 'DSPCLEAR.exe'