画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編

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7.4.3 Visual BasicおよびAccessでの表示方法

Visual BasicおよびAccessでの表示方法について説明します。

<この項の構成>
(1) 論理マップの再定義
(2) DLLの呼び出し

(1) 論理マップの再定義

XMAP3では,Visual BasicおよびAccess用の論理マップは生成できません。このため,C言語の論理マップを生成し,これを参照してVisual BasicまたはAccess用に論理マップを再定義する必要があります。ただし,Visual BasicとAccessの論理マップの再定義内容は同じです。

XmapdrvSend,XmapDrvTransceive関数を使用する場合,再定義した論理マップの先頭2バイトには,正しい論理マップの長さが指定されている必要があります。論理マップの長さについては,再定義元の論理マップを参考にしてください。

C言語とVisual BasicおよびAccessの変数型の互換表を次の表に示します。

表7-13 C言語とVisual BasicおよびAccessの対応

C言語 Visual Basic,Access
unsigned char 項目名; 項目名 As Byte
short 項目名; 項目名 As Integer
long項目名; 項目名 As Long
struct {
    項目定義
      :
} 実体名;
Type 構造体名
    項目定義
      :
End Type
実体名 As 構造体名
unsigned char 項目名[10]; 項目名(9) As Byte

(2) DLLの呼び出し

汎用APインタフェースでは,XMAP3が提供するDLLを使用するため,インタフェース宣言ファイルを取り込む必要があります。Visual Basicでの,インタフェース宣言ファイルの取り込む例を次に示します。

  1. [プロジェクト]メニューから[ファイルの追加]を選択し,インタフェーステーブルを指定します。
    x3mwgd32.bas・・・インタフェース宣言ファイル