画面・帳票サポートシステム XMAP3 プログラミングガイド 画面編
ここでは,COBOLのCALLインタフェースによってマッピングライブラリを使用する方法を説明します。
CALLインタフェースを使用する場合の環境部(ENVIRONMENT DIVISION)の定義を次に示します。
APに上記のコーディングを追加しない場合は,コンパイル時に次の指定をする必要があります。
CALL命令の形式と発行順序を次に示します。
表7-3 共通インタフェース領域の形式(XMAP-COM,COBOL)
データ項目名 | 長さ(位置) | データ形式 | 指定内容(データ名) |
---|---|---|---|
アイキャッチャ | 4 | X(4) | '*XP△'とする(XMAP-COM-ID)。 |
リターンコード | 2(4) | 9(4)COMP-5 | 2進形式で格納(XMAP-COM-RTN)。 |
リターンコード詳細 (画面入出力時のリターンコード) |
2(6) | 9(4)COMP-5 | 2進形式で格納(XMAP-COM-RSN)。 |
未使用 | 3(8) | X(3) | (00)16とする(XMAP-COM-RSV1)。 |
id区分 | 1(11) | X | 必ず'I'とする(XMAP-COM-ITYPE)。 |
仮想端末名称 | 8(12) | X(8) | スタンドアロンの場合,標準の「DSP001」を指定する。C/Sシステムの場合,出力先の仮想端末名を指定する(XMAP-COM-TNAME)。 |
未使用 | 4(20) | X(4) | (00)16とする(XMAP-COM-RSV2) |
通信種別 | 4(24) | X(4) | ディスプレイ要求時は'BWS△'とする(XMAP-COM-MSG)。 |
未使用 | 44(28) | X(44) | (00)16とする(XMAP-COM-RSV3)。 |
マップ名称 | 8(72) | X(8) | 物理マップ名を左詰めでデバイスID付きで指定する。残りは空白(XMAP-COM-MAPNAME)。 |
未使用 | 8(80) | X(8) | (00)16とする(XMAP-COM-RSV4)。 |
入力論理マップ長 | 4(88) | S9(8) COMP-5 |
入力論理マップ長を指定する(XMAP-COM-INLNG)。 |
未使用 | 68(92) | X(68) | (00)16とする(XMAP-COM-RSV5)。 |
表7-4 要求インタフェース領域の形式(XMAP-REQ,COBOL)
データ項目名 | 長さ (位置) |
データ形式 | 指定内容(データ名) |
---|---|---|---|
要求種別 | 4 | X(4) | 'OPEN':オープン要求 'CLOS':クローズ要求 'SEND':出力要求 'RECV':入力要求 'MDO△':オプション設定要求 (XMAP-REQ-TYPE) |
RECEIVE オプション |
1(4) | X | 'F':入力要求時 '△':上記以外(XMAP-REQ-OPT1) |
SEND オプション |
1(5) | X | '1':出力要求時 '△':上記以外(XMAP-REQ-OPT2) |
未使用 | 2(6) | X(2) | '△△'とする(XMAP-REQ-RSV) |
表7-5 オープンインタフェース領域の形式(XMAP-OPN,COBOL)
データ項目名 | 長さ (位置) |
データ形式 | 指定内容(データ名) |
---|---|---|---|
データ有無 コード 使用選択 |
1 | X | '1' :データ有無コードを指定する その他 :データ有無コードを指定しない(標準値「1F」を仮定) (XMAP-OPN-DCODE-SET) |
データ有無 コード |
1(1) | X | データ有無コードを指定する場合,2桁の16進数(00〜FF)で指定する (XMAP-OPN-DCODE) |
未使用 | 2(2) | X(2) | '△△'とする(XMAP-OPN-RSV) |
なお,データ有無コード使用選択項目でデータ有無コードを無効にする指定をした場合は,標準値「1F」が仮定されます。
表7-6 マッピングインタフェース領域の形式(XMAP-MDO,COBOL)
データ項目名 | 長さ (位置) |
データ形式 | 指定内容(データ名) |
---|---|---|---|
マッピング オプション 大分類 |
4 | 9(8)COMP-5 | XMAP-MDO-SFLDの内容を代入する (XMAP-MDO-OPT1) |
マッピング オプション 小分類 (MAPPING MODE句相当) |
4(4) | 9(8)COMP-5 | XMAP-MDO-MAPFLD※ XMAP-MDO-PHFLD※ XMAP-MDO-LOGFLD※ (XMAP-MDO-OPT2) |
図7-9 インタフェース領域
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